海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故をめぐり、自民党の大前繁雄衆院議員(兵庫7区)が、神戸市内で8日にあった党兵庫県連の会合で、「漁船側に重大な過失がある」などと発言した。
大前議員は県連総務会の挨拶で事故に触れ、「双方に過失があったはずで、公正な立場から原因究明にあたるべきだ」と交通事故の査定員のようなことを言った。
更に大前氏は「漁船側に重大な過失があるが、そのことには一言も触れられていない」と捜査している海上保安庁を非難した。
「ライフジャケットをつけていれば浮いてくるはずで、大規模な捜索活動はいらなかった。地元漁協関係者が捜索の際にこれみよがしにライフジャケットを身につけていた」と漁民の態度の悪さについても指摘した。
両名が操舵室の中に閉じこめられていたらライフジャケットも関係ないだろう。
大前議員は安倍内閣で防衛政務官を務めたことがあるので、石破氏のクビが飛んだ後のことを考えていたのようだ。防衛省に援護射撃である。
さすがは自民党の議員様である。
(記事)
「漁船側に重大過失」自民・大前議員、地元会合で発言
最新の画像もっと見る
最近の「事件簿」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2005年
人気記事