日銀総裁人事でノーパン福井氏の後釜にノーパン仲間の武藤氏を自民党がごり押ししている。
ノーパンからノーパンとは随分わかりやすい話である。
自民党はアメリカの傀儡政権である。周知のごとくアメリカは莫大な財政赤字を抱えている。その尻ぬぐいを属国の日本が借金をして支えている構図である。
借金自体は日本の方がアメリカよりも多い。むちゃくちゃな話である。日本の借金の大半は、アメリカの命令で無意味な箱もの予算を乱発したためである。その乱発予算で肥え太ったのが天下りである。
非常に単純な話なのだが、ほとんどの日本人はこのことを理解できないようだ。
今更まともな人間が日銀総裁になって、路線変更されてはアメリカが困るのである。
傀儡政権の自民党がノーパン武藤氏をごり押ししているのは他に選択の余地がないからだろう。尻をぬぐうにはノーパンのほうがやりやすいのは言うまでもない。
武藤敏郎氏は1998年のノーパンしゃぶしゃぶ接待事件に連座し処分を受け、大臣官房官房長から大臣官房総務審議官に降格された。しかし、これはカモフラージュだったようで、結果としては大蔵事務次官になった。
「ノーパンしゃぶしゃぶ」といってもほとんどの人はその存在を忘れているだろう。
起源は「ノーパン喫茶」で、名前のごとくウェイトレスがノーパンだったのである。床を鏡張りにして、客が覗きやすいように工夫してあった。高いところにアルコール類を置くことで、ウェイトレスがそれらを取ろうとして立ち上がることで、覗きやすくしていた。
競合が激しくなるとウェイトレスの上半身もスケスケの衣装やトップレスにしている店も現れた。
「ノーパン喫茶」の発展系として「ノーパン焼き肉」「ノーパンしゃぶしゃぶ」が出現した。そして何故か「高級ノーパンしゃぶしゃぶ」は大蔵省やSMAPなどセレブ御用達になったのである。
1998年に、銀行のMOF担と呼ばれる行員が当時の大蔵省の官僚に対し「高級ノーパンしゃぶしゃぶ楼蘭」を使って接待を行っていたことがマスコミにばれて問題となった。事件の発覚後、官僚の一人は「不可解な」自殺をしている。
MOF担(もふたん)とは、都市銀行などの大手金融機関のミドルオフィスに所属する人間で、大蔵省(現財務省 Ministry of Finance)に出入りし様々な情報を官僚から聞き出す「対大蔵省折衝担当」の俗称である。官僚に東京大学出身者が多いことから大抵が東京大学法学部か経済学部の出身であり、エリートコースとして有名である。
省庁再編により金融行政が財務省から金融庁の管轄になりこの俗称自体は消滅した。同様の仕事は金融庁に対してFSA担(Financial Services Agency)と呼ばれ存在する。また、日本銀行に対してはBOJ担(Bank Of Japan)と呼ばれる。
1998年当時は世間ではMOF担=ノーパンしゃぶしゃぶで接待する人とのイメージが強かった。
女性行員はノーパンしゃぶしゃぶで接待する事ができないので銀行は実質上エリートであるMOF担になれなかった。
国交省のポストを持ち利権にどっぷり浸かっている公明党は、次期日銀総裁人事で民主党が武藤敏郎副総裁の昇格案に不同意で調整していることについて、太田代表が「国会同意人事の場合は、政府の意向を基本的には尊重する姿勢がまずあり、それをチェックするのが筋ではないか」とむちゃくちゃな妄言を吐き、民主党の嫌がらせに不快感を露わにした。
また、道路特定財源をめぐる野党との修正協議の検討対象として、太田氏は「(1)10年間で59兆円を投じる道路整備の中期計画(2)一般財源化の枠の拡大(3)10年間としている暫定税率維持の期間短縮」と道路利権を手放さない姿勢を見せた。
(記事)
政府、日銀総裁案に武藤氏を提示 副総裁は白川・伊藤氏
<日銀総裁人事>公明代表が民主の対応を強く批判
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