日本のぼったくり被害者さま、再訪を 伊観光相
イタリアのブランビラ観光相は21日、ローマの有名レストラン「パセット」で法外な値段を請求されたぼったくり事件について、被害にあった日本人カップルに謝罪し、イタリア政府の費用負担で再びローマを訪れてくれるよう呼びかけた。
個人的トラブルに対して国家が声明を出すのはきわめて異例のことである。
観光立国で知られるイタリアだが、不景気とサービスの悪さが知れ渡ったせいで日本人の旅行者はピーク時に比べて半減している。
日本人観光客は比較的マナーも好く金払いが良いことで知られ、どこの国でも最も美味しがられるカモなので、逃げられるのは非常に痛手なのである。
イタリアの観光客自体は増えているようだが、イタリア政府が焦っているのは、要するに増えたの「儲けにならないクズばかり」ということなのだろう。
「マナーがすこぶる悪く、金払いも非常に悪い連中」のことである。別に某国とか特定の国を言うつもりはないが…。
【イタリア】ぼったくりランチ9万円 ローマの有名レストラン閉店
イタリアではタクシーやレストランで法外な値段を請求される「ぼったくり」は珍しくない。
特に日本人はカモ扱いされている。
某国の観光客のように、金払いも悪くマナーもすこぶる悪く、徹底して嫌われている方が逆にカモられず、むしろ有意義な観光ができるのかもしれない。
「パセット」で日本人観光客がランチ代として約700ユーロ (約9万4千円)を支払わされたとして話題になっている。
ここも経営が左前だったのだろう。そこにカモが飛び込んできたので「徹底的にぼったくってやれ」と考えたようだ。
「パセット」は1860年創業で、古くは喜劇王チャールズ・チャプリンやグレース・ケリー、最近ではハリソン・フォードやレオナルド・ディカプリオらが通う店として知られ、日本の旅行ガイド本でも紹介されている。これらの連中は広告塔になるので無料招待だったのかもしれない。
今回の事件はガイド本の出版社にも責任がある。いい加減な情報をもとに原稿を書いたようである。
≪6月19日、ランチを楽しんだ日本人カップルが支払いを済ませようとした。ところがウエイターが持ってきた勘定書を見てびっくり。前菜が142ユーロ、パスタが208ユーロなど食事代だけで約580ユーロとなっていた。1ケタ間違っているものと思い、クレジットカードで支払ったところ、領収書にはチップとしてさらに約120ユーロが勝手に上乗せされ、合計で約700ユーロになっていたという。
カップルはレストランのオーナーに抗議したが相手にされず、警察に駆け込んだ。≫
新宿歌舞伎町の裏通りの話ではない。
≪ローマ市当局がレストランを調べたところ、衛生上の問題があることもわかり、すぐに営業停止処分が下された。 ≫
とあるから、当局も既に目を付けていた節がある。
≪オーナーは「カキ12個に巨大なロブスター、超高級な魚を注文したからだ」と反論しているが、アレマンノ・ローマ市長は「この店は二度と開かせない」とカンカン。≫
この部分に関しては以下のソースの方が詳しい。
ローマのレストラン、日本人観光客への「ぼったくり」で閉鎖
≪このカップルは、「パセット」で、パスタとロブスター、ワイン、ジェラートを注文したところ、579ユーロの食事代と115ユーロのチップを請求され、驚いて警察に届け出ていた。
警察に抜き打ち検査を命じたローマのアレマノ市長は「このレストランは、決して再び営業をすべきでないし、営業許可も取り消されるべきだ」と述べた。
一方、同レストランのオーナーは、苦情には驚いているし、チップはカップルの意思で置いていったものだと話している。さらに地元紙に対し、カキ12個とロブスター2キロ、ワイン、スズキ1.5キロを注文し、店を出る前にはウエーターと写真を撮ったと語り、食い違う主張をしている。≫
イタリアの日本人観光客激減 「サービス悪い」指摘も
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