硫化水素の自殺がブームになっている。その前は練炭自殺が主流だったが、更にお手軽で確実な自殺法なので、真似をする馬鹿が増えてしまったようだ。
まいどのことながら実に情けない風潮である。特に、分別の付かない青少年に多く見られる。未来の見えない自公による悪政のせいで、暗澹たる思いを感じるのは誰しも同じだが、不都合が発生すると短絡的に死を選ぶゲーム感覚は無責任な社会の傾向がそのまま反映したものである。
更に、今回の自殺法は巻き添え被害者が多いというのも困った特徴である。自己中心的な風潮が自殺法にまで反映しているのである。
高知県香南市の市営住宅で23日夜にあった、硫化水素による中学3年の女子生徒(14)の自殺で、住民計21人が4病院に搬送され、68人が病院に行った。生徒の母親も含め14人が入院した。現場には他に母親ら2人が倒れていた。市営住宅に硫化水素が残っていたので、75人が近くの体育館で一夜を明かした。
生徒は自宅の風呂場で制服を来て正座し、上半身を前に突っ伏皮膚が緑色に変色した状態で死亡していた。
風呂場には衣装ケースがあり、中に白みがかった緑の液体が2~3センチたまっていた。浴槽の中には浴槽洗浄剤のプラスチックボトル3本があり、窓とドアは目張りがされていた。
14歳ではまだ分別の付くと年齢ではない。自殺の原因はマスコミによる報道の影響だろう。
お馬鹿マスコミの代表と言ってもいい毎日が偉そうな社説を書いている。
「抜本的には毎年3万人もの自殺者が生まれている状況を好転させぬ限り、問題の解決は望めない。政府は昨年、自殺総合対策大綱を策定、10年かけて自殺死亡率を20%減らす目標を立てたが、生死のはざまで悩む人を自殺に駆り立てる誘因については早急に除去する取り組みが求められる」
毎年確定しているだけで3万人も自殺している国など先進国では日本くらいなものだろう。特に貧困な老人などいつ自殺してもおかしくない状況である。「自殺総合対策大綱」が聞いて呆れる。最も有効な自殺防止対策は自民党が政権から去ることである。
しかし、「この国民にしてこの政府あり」この単純な理屈も理解できない馬鹿が多すぎる。
(記事)
社説:硫化水素自殺 死を誘発するサイトの罪深さ
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