フィナンシャル・タイムズの記事である。国家権力とのしがらみが少ないせいか、日本のマスコミよりも的を得た論評をしている。通り一遍の印象を与える文章であるが、あまりにも無機質であった安倍政権を評価するのに適当であった。
それにしても本当に情けない政権だった。最後は自家中毒で自滅である。腹痛の原因は腹の中に悪いものが溜まっているからだろう。
こんな政権を支持していた連中には本当に情けない思いがする。日本人の政治音痴ぶりは何とかならないものだろうか?
(記事)
安倍政権1年、ひどい1年は辞任で幕――フィナンシャル・タイムズ
今月11日のことだ。ふだんは羊のように大人しい日本人記者団が珍しく、安倍晋三首相に「少し体調が悪いようだが」と立ち入った質問をした。首相はこれに「ちょっと風邪をひきました」と返答。しかし振り返ってみればこれは、予兆だった。映画ではたいがい、登場人物がくしゃみをすれば、そのキャラクターは後のほうで死ぬことになっているものだが、案の定、「ちょっと風邪をひきました」と答えてから24時間もたたない内に、安倍首相は政治的な屍と化していた。
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