東日本ボクシング協会に加盟する協栄ジムの金平桂一郎会長に対してはオーナーライセンス3カ月停止。彼の責任は大きいはずなのに、実際の活動にほとんど影響は出ず、いい加減な処分といわれても仕方ないだろう。
勝手な行動をしてどこで何をやらかしているのかわからない亀田兄弟らの練習に関しては、「ジムの管理下に置くはうに誓約書を提出させるとした」とのことだが、あまり意味がなさそうだ。ジムぐるみでやっているのだから現況と替わらない。
「ほとぼりが冷めるまでじっとしていろ」ということだろう。
大橋会長は、13日に大橋ジムを訪れた父の史郎トレーナーから「亀田家は3カ月謹慎する」と反省の意を伝えられたことを明かしたというが、自宅にこもりきりの親父がどうやって大橋氏と接触できたかは不明である。
マスコミが騒ぎ出すまでは「不問に付する」と言っていた連中である。亀田親子の背後にいるおっかないパトロン達への気兼ねもあるだろう。
今回はオヤジ一人を悪者にして収束を図ろうという内容だが、要するにオヤジがセコンドに立てなくなっただけの話である。
あれだけみっともない負け方をして実力がないことが露呈してしまった大毅である。一年くらい練習のやり直しをしなければ話にならないだろう。鶏並の記憶力しか持ち合わせていない日本人のことだから、ほとぼりを冷ますのは3ヶ月程度で充分だろうが…。
興毅に関してはほとんど無罪放免に等しい甘い処置だった。過去の八百長も不問に付すということだろうが、今後八百長はやりづらくなるだろう。しかし、亀田一家にとって興毅だけが今のところ資金源である。今回没収されなかったファイトマネーを使い切ったら、背に腹は替えられず何かやらかすかも知れない。
(記事)
亀田父子、ライセンス停止処分へ 父は無期限
世界戦のリングを汚した暴挙に対し、日本ボクシング協会(JBC)は厳罰で臨んだ。中でも、亀田大毅選手の父、史郎トレーナーには陣営の中で最も重い無期限の「セコンドライセンス停止処分」。解除を受けるまでボクシング界とはかかわりをもてない。兄弟の親である“諸悪の根源”に、一時退場を命じた形となった。
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