イタリア・フィレンツェの世界遺産登録地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の柱に落書きしたのは女子短大生だけではなかった。
しょうもない事件だがマスコミが大騒ぎし、日本中を震撼とさせたのでマスコミとしては当然二番煎じを狙うのは定石である。
どうやらこの世界遺産は落書きだらけだったようだ。先の女子短大生に対して大聖堂側が弁償を要求しなかったのも、「今更こいつらだけに弁償させてもしょうがない」というほどの惨状だったのかもしれない。
京産大生もイタリアの大聖堂に落書き 3人の処分検討
イタリアの名所は落書きだらけのようだ。こんなのもあった。
1988年にピサの斜塔に落書きした高級官僚。
で、出るべくして出たのが三番煎じ、学生の次は学校の先生と相場が決まっている。落書きの主が学校の先生と突き止めた執念には敬服する。どうやって身元を割り出したのだろうか?
<落書き>水戸の常磐大高の野球部監督も 解任処分に
水戸市の私立常磐大高は日本人旅行者の落書きが相次いで見つかっている世界遺産登録地区にあるイタリア・フィレンツェ市の「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に、硬式野球部の監督(30)が落書きをしていたことを明らかにした。同校は29日付で督を解任し無期限謹慎処分とした。
監督は平成18年1月5日、妻との新婚旅行で大聖堂を訪問した際、油性ペンで自分と妻の名前をハートマークで囲む落書きをした。監督は、「聖堂近くでペンを販売する人に『幸せになる』などと薦められ、深く考えずに書いてしまった。大変申し訳ない」と話しているという。
このいいわけだと、聖堂近くに落書き用のペンを販売している店があるようだ。現地人にそそのかされて、落書きはしていいものと思ったのなら、もっと強弁に弁解してもいいように思われる。
何やら魔女裁判の様相を呈してきたが、飽きっぽい日本人のことである。このネタもすぐ廃れるだろう。
最新の画像もっと見る
最近の「本文」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2005年
人気記事