建材メーカー大手の「ニチアス」が、住宅の軒裏などに使われる耐火材の性能試験に臨む際、試験体に水を含ませ偽装していた事実が発覚した。
これもはやりの内部告発でばれたようだ。
不正認定を受けた耐火壁は、住宅を中心に約十万棟に及ぶ。
ニチアスは「社内調査で昨年十月に不正を把握したが、国交省への報告や公表はせず、今月二十九日まで出荷を継続した」とのことだが嘘だろう。
川島吉一社長は不正を認識しながら事実を隠ぺいしたことを認め「公表すれば混乱を招くと考え、住んでいる人への配慮より納入先への対応を優先した。大きな間違いだった」と謝罪した。
「チクったのは誰だ、ぶっ殺してやる!」と言うことだろう。
この可燃性「耐火壁」のほとんどは何と「耐火性抜群」が売りの旭化成「ヘーベルハウス」に使用されていた。
旭化成ホームズは「全戸を耐火性能の高い壁に無料改修する」と言っている。さすが高級ブランド、保証もしっかりしているのだろうか?
旭化成は被害者ぶっているが、こんな基本建材の材質をチェックしなかったのだろうか?
更に検査した側の国土交通省であるが、「水をぶっかけただけのインチキ検体」をどう検査して合格させたのだろうか?
旭化成ホームズは改修費用は、「ニチアスに請求する」と言っている。4万件に関して一件100万円かかれば、費用は400億円である。
「ニチアス」が潰れないか心配である。えっ、「こんな会社、さっさと潰れろ?」
まあ、弁償が済むまで保たせないと、ヘーベルハウスユーザーが心配でしょう。旭化成が肩代わりするようになれば、値切るでしょうから。
ニチアスが耐火材偽装 01年から10万棟分 公表せず
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