師弟間の骨肉ならぬ皮肉の争いである。
女性騎手は03年6月にこの調教師に弟子入りした。「これまでに最短で通算100勝を達成した名騎手である」と記事は紹介している。
07年10月21日付けのサンケイスポーツによると、茜さんは、「お前も包み隠さずに見せてみろ」などの要求を拒み続けたことで07年5月にクビになり、別の厩舎に移籍。精神的被害を受けたとして07年9月中旬に名古屋地裁に提訴した。
と、いろいろ複雑な関係のようだ。裁判沙汰になってはもう元の鞘には収まらないだろう。
この男性調教師は、多くの報道機関に「全裸になったのは事実」と認めている。中途半端に正直な人のようだ。
「当時は2人きりだったが、セクハラではない。性的な意味はなかった」
と男性調教師は主張している。
かつて女子バレーが強かった頃、監督は連帯感を強めるために選手たちと一緒に風呂に入ったというが、女子選手を指導するためには裸になるのは必要なのだろうか?
「あの子はダイヤの原石。磨けば光ると思ってやってきた」と男性調教師は悔しそうに語った。これと自分が裸になったこととの因果関係は不明である。
男性調教師が所属する厩舎のブログがあるらしく、当然ながら大炎上中らしい。ホームページ自体は閉鎖されていないが、「コメントの削除に追われている」とのことである。
愛知県競馬組合は、「体を触って筋肉の付き方を調べたり、裸にして筋肉の流れを見ることもありますが、一切体に触れずに教えることも可能で、結局は調教師のやり方はそれぞれなんです」などと答えている。
勿論、馬の話ではない。女性騎手について一般論を述べているのだろう。なるほど、競馬界では馬も騎手も筋肉の付き具合が重要なようだ。
人間と馬とではだいぶ勝手が違うという話である。この調教師は女子バレー監督に弟子入りしたほうが良いだろう。
(記事)
「オレも裸、オマエも裸になれ」 セクハラ調教師HP大炎上
山本茜さんのブログでは、今回の訴訟は触れられていない 名古屋競馬の女性騎手・山本茜さん(24)が、07年5月まで所属していた厩舎の男性調教師(48)からセクハラを受けたとし、約550万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたことが分かった。男性調教師は、茜さんに突然抱きついたり、厩舎にある自分の住居に呼び出し、全裸になり「おれはお前に全部を見せることができる」などと話し、「お前も包み隠さずに見せてみろ」と服を脱ぐよう命令したのだという。男性調教師厩舎のホームページは非難のカキコミが集中し大炎上している。
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