真相世界(The truth world)

200711モバイルスイカを使っているあなた オメデタイ人です 電子詐欺のカモ JRのお粗末



「モバイルSuica(スイカ)」なるものをご存じだろうか?
JRがやたらと売りつけたがっているスイカのモバイル版である。

携帯電話に登録した電子マネーで電車に乗ったり買い物ができるJR東日本の会員制サービスのことであるが、セキュリティがまるで駄目なことが判明してしまった。
いわゆるなりすまし詐欺の格好の標的にされているのである。

「モバイルSuica」はJR東日本のプリペイド式ICカード「スイカ」の機能と、電子マネー機能を持つ携帯電話を組み合わせたサービスである。携帯電話をかざすだけで自動改札機を通過できるほか、各地の提携店舗で買い物にも使える、というのが売りである。
この売り口上に騙されたいたいけな被害者(会員)は何と約65万人もいる。
この人達は銀行カードを路上に放置しているに等しいリスクを背負ってしまったのである。

これらの人は自分の銀行口座から不自然に現金が引き出されたの気付いて、初めて被害を確認できる。
気付かない人はずっと被害を受け続ける。
「被害にあった金額をJRが補償する」などと口先では言っているが信用しない方がいいだろう。「被害にあった」という事実をJRに説明し納得させるには多大な労力を要することが予想される。

JR自体が被害者ヅラして警察に被害届を出しているのが実態である。
「無人野菜販売所の野菜が、ただで盗られた。どうしてくれる?」と言っているのに等しい
「本人確認」しないで金が引き落とされる、という信じられないお粗末なシステムだったのである。
「被害は1000万円を超えた」とJRは言っているが、被害額が1億円でも10億円でも言葉の意味としては該当してしまう。

モバイルスイカの電子マネーは当然ながらクレジットカードで決済される。カード情報のほか名前、生年月日などの個人情報を携帯電話に入力して送信すれば会員登録が可能というお手軽な入会法である。

こんなちゃちな手続きで、その後は自由に携帯電話に電子マネーをチャージ(入金)できてしまうのである。

さらに呆れたことに、入力情報の一部だけしかカード会社の保有データと照合されないため、「照合対象外の情報が間違っていても登録が可能になっていた」というとんでもない事実も発覚した。

登録時も入金の際にもカードの暗証番号の入力は不要なので、「カード情報などを参考にして不正利用してください」と推奨していたようなものである。
どんなお馬鹿なプログラマーが設定したのだろうか?
「天下り」が関与していそうな雰囲気が濃厚である。

 電子マネーの残高が2万円を超えると新たな入金はできないが、1日の入金総額や回数には制限がない。このため、電子マネーを使って残高を減らせば不正入金を繰り返すことが可能で、1日に約30万円が使われたケースもあった。利用した電子マネーの代金はカードから引き落とされるが、決済には1カ月以上かかるため発覚まで時間がかかり、カード所有者が気付かないまま被害が拡大する懸念がある。

「JRなんかを信用してしまった奴が馬鹿だ」という事に尽きるようである。

鬼に金棒、馬鹿に携帯である。

(記事)
<モバイルスイカ>電子マネー不正利用で1000万円被害

 


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