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200703地方への飛行機旅行は命がけ 全日空機胴体着陸で発覚したボンバルディア機の恐怖


地方への飛行機旅行は命がけ 全日空機胴体着陸で発覚したボンバルディア機の恐怖

今回事故を起こした「ボンバルディアDHC8―Q400型機」は03年度以降、航空機の障害による引き返しや行き先変更などが77件発生している。一昨年6月には上昇中に客室から白煙が出て緊急着陸した。
トラブルが起きた同型のDHC8―400シリーズは、国内で05年ごろから電気系統や油圧などのトラブルで欠航などが相次ぎ、そのあまりにものひどさにたまりかねた国土交通省が昨年、カナダ・ボンバルディア社に改善を要請していた。

この飛行機は、巡航速度時速650キロとプロペラ機としては高速で同規模のジェットより燃費が良いため、ローカル線を中心に就航している。
国内でも、全日空グループのエアーセントラルや日本航空グループの日本エアコミューターなどで22機導入されている。

事故のあらましは以下の通りである。

大阪(伊丹)発高知行き全日空1603便が、高知空港へ着陸しようとしたところ、3本ある車輪のうち前輪が出ないトラブルが起きた。

同機は通常の着陸を断念し、上空を約2時間旋回した後、午前10時54分、後輪だけで着地、機体前部を滑走路(2500メートル)にこすりつけて胴体着陸した。

トラブル機から高知空港の管制官に「前輪が出ない」という連絡が入った。9時17分ごろ、滑走路上で低空飛行を行い、前輪が出ていないことを地上から確認。10時25分ごろ、滑走路にいったん接地し、衝撃で前輪を出そうとしたが失敗し、胴体着陸を決意した。

全日空では機長の腕前の良さをアピールした提灯記事を新聞に載せ、お茶を濁そうとしているが、滑走路の短い地方空港では、この恐怖の欠陥飛行機が常時運航しているのである。報告された事故が77回とすると、されてない事故は100倍という常識で考えると7700回ということになる。

地方へ飛行機旅行をする際には自分の乗る飛行機の機種を確認してからの方が無難だろう。  

  (参考)

高知空港で全日空機が胴体着陸、乗客ら60人無事

機長「日ごろ訓練、大丈夫」 着陸直後、機内に拍手

ボンバルディア機、油圧などにトラブル多発




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