名屋市名東区に隣接する日進市の高圧送電鉄塔群周辺はもともと名古屋に電力を供給するための変電所と送電用の鉄塔が立っていただけで畑や田んぼしかなかった。住宅がぽつぽつ立ち始めたのも昭和50年代に入ってからだ。それが今では「住宅やレストランなどが鉄塔と共存共栄?している」とのことである。
「高圧送電線の電磁波は人に健康被害をもたらすのでは」と問題になっているが、現在、はっきりした因果関係は分かっていない。
そう、煙草を吸っても肺癌になるかは因果関係もわかっていない。
一番手っ取り早いのは、この新聞社が周辺住民に聞き込み調査してみればすぐに結果がわかるだろう。いくら建て込んだとはいっても数はたかが知れている。
尤も、10件中9件で癌患者や精神障害者が出ても、中部電力が責任を取るわけではないだろう。
後からこの場所に移り住んだのだがら、どんな悲惨な結果が出ても文句を言う相手はいない。
この問題は携帯基地局とも絡んでいる。周辺住民で体調不良を訴える人は多いが、国は無視している。
科学的に明らかなのは、電磁波の強度は距離の2乗に反比例するということである。
常時耳もとに携帯電話を貼り付けている人は高圧電線から100メートルあたりに住んでいる人より強い電磁波の影響を受けていることは間違いない。
ちなみに私は雑踏で携帯電話を耳に押しつけて歩いている人の表情を100人観察したが、90人くらいは馬鹿面だった。
暇な人は確かめてみるといいだろう。30分もあればできる調査だ。
(記事)
電磁波浴びるマイホーム
威容を誇って林立する鉄塔は壮観だが、それにしても送電線の近くに住宅やレストランがびっしり並んで「大丈夫なの!?」と心配したくなる。
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