麻生首相の「いやさかえ」を “誤読” として “誤報” した報道機関メドレー
≪先日お伝えした『産経新聞「麻生がまた誤読した」と報道するも誤読ではなかった! 該当記事は削除』というニュース。その内容は、麻生首相の祝賀の言葉で「弥栄(いやさか)」と言うべきところを「いやさかえ」と言い間違えたと産経新聞が自社のサイトで報道したものの、実は読み間違えではなかったというものだ。≫
ガジェット通信はおもしろいところに目を付けている。
≪ほかにも誤報をした報道は多数ありそうだが、いろいろと調べていくうちにひとつのことが判明した。これらのニュースを報じた報道機関のいくつかは、共同通信から配信された記事を転載、もしくは情報提供してもらったものを自社の文字に置き換えて報道しているようなのだ。
共同通信の記事をそのまま掲載している報道機関として『静岡新聞』や『産経新聞』、『ZAKZAK 産経新聞』、『ニッカンスポーツ』がある。ちなみに、元ネタは共同通信かもしれないが同じ産経グループでも『サンケイスポーツ』だけは文を変えて書いていた。『ZAKZAK 産経新聞』はタイトルを少しオチャラけたものに変えており独自性を出そうとしているようだ。どちらにしても、本当に間違いなのかどうかを確かめずに(校正・校閲せずに)書いた記事と思われる。≫
これは本当の話だろう。マスコミの報道などいい加減なものである。勘ぐれば、どこぞで検閲していて、その統制下に記事が配信されていると考えてもいいが…。
それはそうと、「いやさかえ」について(過去の実績を踏まえて考えると)この言葉に関して麻生氏に深い見識があったとは思えない。単純に読み間違えたのである。こういうのを世間では「誤読」と言うのだ。
ところで、「いやさかえ」というのは一般的ではなく極めて特殊な用例である。
「いやさかえ」のソース
歌舞伎の題名に「弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)」
弥栄(いやさかえ)神社
越中一宮 高瀬神社
下ページの誓いの詞にハッキリ「弥栄(いやさかえ)」と書いてある
関連スレより抜粋
バカウヨはこれを根拠に鬼の首を取ったように騒いでいるが、逆に言えば「こんなしょうもない該当例しかない」のである。「いやさか」は現代語だが「いやさかえ」は古語なのである。
宮中の祝賀の場で「いやさかえ」などと言う必然性など全くないことくらい子供でも解るだろう。
「灰汁」は「かいじゅう」と読んでも間違いではないが、お料理教室で「しっかりカイジュウ抜きしてくださいね」などと講師が言ったら不適切である。
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