日本の宇宙技術は他国に大分水をあけられている。今回打ち上げに失敗したら、日本の宇宙技術に対する信頼は丸つぶれになるところだった。
正直な話、大した衛星ではない。何十年も前にアメリカやロシアがやったことの再現をするだけである。
しかし、初歩的な技術を確立しないことには先に進めないので、実験には成功してもらいたいものである。
地上設備を含む総開発費は約550億円。かぐやは縦、横2.1メートル、高さ4.8メートル、重量約3トン。8年かけて開発された。H2Aロケット13号機は2段式で全長53メートル、直径4メートル。
実際はこれの倍以上の資金をつぎ込んでいる。軍事的な意味合いも含め予算は膨れ上がるばかりだろう。有人衛星を打ち上げ月旅行をする計画もあるようだが、ロボット技術が向上している現在、リスクを冒していきなり有人探査する必要があるかも検討した方がいいだろう。
(記事)
[H2Aロケット]「かぐや」搭載し打ち上げ成功 種子島
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は14日午前10時31分、月周回衛星「かぐや」を搭載したH2Aロケット13号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。45分後、衛星を分離し、打ち上げは成功した。本格的な月探査は60~70年代の米のアポロ計画以来約40年ぶり。米、中国、インドが計画し国際的に関心が高まる月探査の先陣を切った。
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