ハケンの敵 御手洗経団連会長の極楽老後プラン
「秋葉原の無差別殺人で『ハケン』にあらためて注目が集まった」とはゲンダイさんの説。1日8時間以上ブッ続けで働いても収入は増えず、突然のクビは当たり前――。そんな「ハケン」の拡大を訴えたのが日本経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)だそうである。
「御手洗氏は06年、自社の違法派遣が表面化すると、『派遣法を変えろ』と言い放った。御手洗氏は当時、政府の経済財政諮問会議の委員。それだけに、この偽装請負の合法化を求める声にはさすがに政府内からも非難の声が上がりました」(経済ジャーナリスト)
経団連は自民党のパトロンである。金を払っているのだから言うべきことを言うのは当然だ。おまえらの選挙資金は誰が出してやっていると思っているんだ!。パトロン様のクレームに楯突こうとはもってのほかである。
その御手洗は10日の同会議でも、医療費1兆4400億円の削減を提示。「後期高齢者医療制度」で苦しむ高齢者の社会保障費見直しの声など耳を傾けようとしない。
この国家財政の危機を前にして、先のない年寄りごときのために貴重な税金を無駄遣いできるわけないだろう。
そればかりではない。経団連は7月にも、75歳以上の高齢者の給与所得を非課税とする提言をまとめるというのだ。あたりまえだ。経団連のお歴々の年齢を考えれば、国家のために粉骨砕身方々から税金を取ろうとはもってのほかである。そこら年金暮らしの雑老人と一緒にするな。
「『消費税引き上げ』を最優先する御手洗氏は、税率引き上げに伴って所得税の減免措置を講じる考えです。
消費税を取る分、所得税を安くしてやろうという温情がゲスには解らぬか!!
とにかく高額納税者は大変なのである。
年金の奴らや生活保護の連中からもきっちり責任を取ってもらう必要がある。
しかし、75歳以上で、給与所得をもらう人は一体、全国で何人いるのでしょうか。結局、御手洗プランの恩恵にあずかるのは、企業役員や天下り財団で年間数千万円の高給をむさぼり続けている連中です。自身も今年で73歳。『2年後の自分のためか』と言われているのです」(前出のジャーナリスト)
わかりきったことをいちいち書くな。御手洗氏の発言でこの程度のことが理解できないのはよほどの馬鹿である。
御手洗の年収は2億円以上。横浜市内の高台にある自宅は、木造鉄骨2階建てで、床面積は延べ230平方メートルと、近隣の住宅の中で群を抜いて大きい。警護のためのポリスボックスも併設され、市民はなかなか近付けないのだ。
秋葉原の精神異常者みたいのが攻撃を仕掛けてきても困るだろう。ポリスボックスは当然である。それにしても年収は2億円とは意外と質素だ。
こんな浮世離れした“老人”に、年金だけが頼りの高齢者の気持ちやワーキングプアの実態など逆立ちしても分かるハズはない。そんな老害が日本を代表する経済団体のトップなんて、この国はどうかしている。
ゴミや虫けらの気持ちなんぞ解る必要はない。
こういった連中でも自民党に投票しているのである。世の中はよくしたものだ。
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