兵庫県川西市の市立中学校で、3年の男子生徒が茶色に染めていた髪を、担任教諭らが髪染めスプレーで黒く染め直していたことが6日、分かった。
生徒と保護者は「無理やりスプレーをかけられた」として、市の第三者機関「子どもの人権オンブズパーソン」に人権救済を申し立てた。
昔は「オンブズマン」と言っていたのだが女性差別だったようだ。
生徒は中間テスト初日の10月中旬、茶色に染めて登校した。校則違反に気付いた担任教諭らが当日、保健室で男子生徒の髪にスプレーをかけた。
この生徒は確信犯のようである。この学校では違反者にこのような指導を恒常的に行っていたのだろう。
質の悪い生徒が多い地域のようだ。
市教委は「生徒の了解を得ており、体を押さえつけるなど強制的な行為はなかった。テストを受けさせるための措置だったが、学校内で染めたことは適当ではなかった」と説明している。
2ちゃんねるでは、この親子をDQN親子と決めつけて、学校側に同情的である。
学校側の主張では「体を束縛して身体に危害を加えなかった」だから「生徒はスプレー噴射に合意している」というものだが、論理的に変であることは言うまでもない。故に教育委員会も「適当ではなかった」と言わざるを得なかったのである。
これと類似する事件は毎年のように起きている。
[2006/2/24]
茶髪を理由に高校2年の女子生徒(17)に授業を受けさせず、髪に黒色のスプレーをかけたのは人権侵害だとして、京都弁護士会は24日までに、京都市立日吉ケ丘高校に対し、改善を求める要望書を送付した。
要望書などによると、女子生徒は茶髪を理由に学生証用の写真撮影を学校に拒否され、2年生だった昨年4月、髪を黒く染めるスプレーを無理やり教員にかけられた。8月には、同じ理由で授業を受けずに下校するよう指示され、テストが受けられなかった。
女子生徒はやむなく髪を黒く染めたが、その後休みがちになり、10月、通信制私立高校に転校した。精神的ショックで、現在も精神・神経科に通院しているという。
何故茶髪がいけないか?
根源的な疑問であるが、答えは簡単である。「頭髪によろしくない」からである。茶髪にすると著しく毛根を痛める。女に比べて男の毛根はひ弱である。中学生のような成長期に毛根を痛めると将来悲惨な人生が待ちかまえているだろう。
男の茶髪は自滅行為である。
それならな女ならいいのか?
結論的に言えば男よりはましなのだが、女でも毛根にダメージを与えることには変わりはない。最近の脂ぎった食生活を考えると、女性用カツラに需要が多いのも頷ける。
この学校の行った行為は、ダメージを与えられて弱った毛根に追い打ちをかけるような愚行である。体罰以外の何ものでもないだろう。
そもそも、うわべだけ取り繕ってお茶を濁そうという根性はろくな結果を招かない。
スプレーを塗られて反省する生徒などいるわけないだろう。
一昔前なら、こんな馬鹿生徒は体育教官室に呼びつけて、鬼のような体育教師がバリカンで丸坊主にしたものだが、頭髪のためには一番優しい方法であった。
馬鹿は口で言っても理解できないから、体で教えてやるのが手っ取り早い方法なのである。この方法なら馬鹿の内半分くらいは治るのである。
茶髪もパーマも18歳以上になれば自己判断でやればいいが、それ以前の年齢は社会が保護する必要がある。
今日の社会はこの基本がおろそかにされているのである。
「茶髪にして何故悪い?」と怒鳴り込む親は「家の息子が唇にピアスして何故悪い?煙草を吸って何故悪い? 酒飲んで何故悪い? 背中に刺青彫って何故悪い?キャバクラに通って何故悪い?」と主張することだろう。
言論の自由は保障されなければならないが、社会秩序を乱す行為に対して、社会は断固たる態度を取る必要がある。
とは言うものの、現実に中学校で「馬鹿親子を指導しろ」と命じられても、有効な手段は思い浮かばないだろう。下手に一生懸命やれば、訴えられたり懲戒されたりするだけである。この御時世、教員を希望する人の顔が見たい。頭のいい人ではないだろう。
まあ、まじめにやっても馬鹿を見るだけである。中学校も「子どもの人権オンブズマ」もとい「子どもの人権オンブズパーソン」に丸投げするのがよろしいだろう。
(記事)
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