真相世界(The truth world)

200608ロシア警備艇 日本人を射殺 北方領土の悲惨な現実とは?

根室から水晶島を望む


事故現場


境界線地図


逃走する密漁船(平成12年度宮城沖)

ロシア警備艇、根室の漁船を銃撃 1人死亡


日本の主張領土内でロシア警備艇が日本のカニかご漁船「第31吉進(きっしん)丸」を拿捕し、しかも乗組員を一人射殺した。
ロシア側は日本漁船は密漁船であり、こちらの制止を振り切って遁走したために、やむなく威嚇射撃した。3人逮捕し、一人は頭部を撃ち抜かれ死亡した、と主張している。

操業エリアが問題になりそうだ。ロシアが実行支配している海域ならば、ロシアは絶対謝罪しないと思われる。

ハナサキガニ漁は7月10日から9月20日までで今が最盛期という。

北海道根室支庁水産課によると、ハナサキガニ漁は目印のブイをつけたかごを海底に下ろし、カニが入ったころを見計らって引き揚げる「かご漁」で行われている。「かごが潮に流されてしまったのかもしれない」と担当者は話した。

根室測候所によると、事件当時の現場海域は濃い霧が立ちこめ、視界は300メートルほどでかなり見通しが悪かったという。

地元の弱腰の反応ぶりを見るとロシアの主張の方に歩があるかもしれない。
逃げる犯人をすぐ射殺するのはアメリカも同じ。日本が特別に犯罪者に対して甘っちょろいだけである。

名目的でなく、本当に日本領海で起きた可能性もあるが、口先だけ国内では北方領土をどうのこうのとほざいている政府であるが、いざこのような問題が発生した場合、国民が納得できるような毅然とした態度が取れるかはなはだ疑問である。

私が首相だったら、直ちに現場海域に自衛艦を派遣しロシア警備艇を威嚇する。口先だけの抗議では相手になめられるだけだからだ。少しくらい相手を緊張させないと、まともな応接は期待できない。

目先の経済的利益ばかり追求して、いざというとき国民を守ろうという気概を見せない政府の対応ぶりにはもううんざりなのである。


(記事)
16日午前7時40分ごろ、北海道根室市の根室湾中部漁協から根室海上保安部に入った連絡によると、同漁協所属のカニかご漁船「第31吉進(きっしん)丸」(4.9トン、4人乗り組み)が、北方四島海域の貝殻島付近でロシア連邦保安庁国境警備局に拿捕(だほ)された。その際、ロシア側から銃撃を受け、漁船の乗組員4人のうち1人が死亡した。第1管区海上保安本部(北海道小樽市)によると、死亡したとみられるのは甲板員の根室市千島町1丁目、盛田光広さん(35)。

 同漁協や第1管区海上保安本部(北海道小樽市)によると、死亡したとみられる盛田さん以外に拘束されたのは、根室市温根沼の坂下登船長(59)と、いずれも甲板員の同市明治町1丁目、川村昭充さん(29)、同市昭和町4丁目、紙屋春樹さん(25)の3人。

 漁船は16日午前0時ごろ根室市の花咲港を出港し、同日午前10時ごろ同港に戻る予定だった。同日午前6時前ごろ、坂下船長から船長の自宅に携帯電話で連絡があり、ロシア側に連行されていることを伝えてきたという。これらのことから、銃撃を受けたのは16日未明~同日午前6時前ごろとみられる。また、午前6時前ごろ、漁船から漁協に、盛田さんが頭部を撃たれたと電話があったという。


(参照)
露漁船銃撃>船長を近く起訴 3人の拘束長引く可能性も

漁船銃撃、家族や漁協に衝撃と不安

ロシア報道「日本船籍が無灯火で漁、警告を無視」


政府がロシアに厳重抗議、乗組員らの即時解放を要求


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