女性を引きつける媚薬。男達の永遠の夢である。日頃女性から全く相手にされない男が、その薬を塗ったら、美女が向こうから迫ってくる…。一生に一度でもそのような体験をしたい男性は多いだろう。
私自身は昔から女性にはもてる人生を歩んでいたので、申し訳ないがもてない男性の心理は推測するしかないが、街中で美女二人をを両脇に抱え歩いている場面に遭遇したら、さぞや頭に来るだろう。
実は私の体験で、デートでダブルブッキングしてしまったので、説得して二人同時にお相手していた事があったが、二人を連れて池袋の街を歩いていると、背後から心ない罵声を浴びせられる辛い思いをしたことがあった。何人女を引き連れようがこっちの勝手だと思うのだが、個人主義の理念が希薄な日本ならではの情けない現象である。
私が独身の頃は携帯電話の住所録にいつでもお相手できる女性の名前が常に十数人あった。あまりにも抱えすぎて対応できないときには友人に協力してもらわなければならないほどだった。
私は頭も良く、容貌も優れ、なおかつ運動神経も抜群だったので、もてるのは当然という意識はあったが、客観的に見て男女間の結びつきには偏りがある事は昔から気づいていた。
動物界ではフェロモンが雌雄の結びつきに重要な役割を果たしている。動物である人間にもフェロモンは存在するだろう、と言うことは以前から言われていた。
日本では媚薬というと「イモリの黒焼き」が知られていたが、そんなものを本気で試すような暇人はいないだろう。
哺乳類の例で見ると、有名なのは麝香である。今回の人間の例でも麝香に近い成分であることが判明した。人間の場合汗腺に多く含まれているらしい。
私の体験でも夏の方が女性にもてた。私自身汗っかきである。そこで体臭を消すためにデートの際にはムスクのオーデコロンを常用していたが、今回の事実と符合する。
何も女性の前で汗をかきまくる必要はなさそうだ。高級なムスクのコロンがデートの有力なアイテムになりそうである。
女にとって男の汗ほど“いい匂い”のものはない!?
カリフォルニア大学バークレー校の研究グループは、男性の汗に含まれる化学物質の匂いをかいだ女性には、重要なホルモンの値が上昇し、普段よりも性的興奮を覚え、心拍数も増えるなどの変化が見られたと発表した。
ヒトが異性のホルモンに影響を及ぼす“匂い”を分泌するという、初の直接的な証拠を示す例だという。この研究結果は今週発売の神経科学の専門誌に掲載される。
研究では、男性の発する伝達物質と見られているアンドロステンジオンに焦点をあてた。これまでの研究で、このアンドロステンジオンの匂いは女性の気分に影響を及ぼし、性的・生理的刺激をもたらし、脳を活性化することが確認されていた。だが、ホルモン値への影響はあまりはっきりと確認されていなかった。テストステロンの前駆体であるアンドロステンジオンは、男性の汗や唾液、精液の中に認められ、麝香のような香りがする。
研究グループのリーダーであるクレア・ワイアート氏は7日、インタビューに対して、「研究結果を見ると、汗の匂いをかぐことでさまざまな反応が引き起こされる可能性がある、ということが分かります」と語った。
研究グループでは、バークレー校の女性の学部学生48人(平均年齢およそ21歳)に容器に入ったアンドロステンジオンの匂いを20回かがせた後、彼女達の唾液中のホルモン、コルチゾールの値を測定した。コルチゾールは、身体が適切な覚醒や幸福感を維持したり、ストレスに反応したりする機能を助けるために分泌されるホルモンである。
アンドロステンジオンの匂いをかいだ女性たちのコルチゾール値は、匂いをかいでおよそ15分以内に上昇し、最大1時間高い状態を維持した。また、以前の研究結果同様、女性たちは気分が良くなった、性的興奮を覚えたと報告し、血圧の上昇、心拍数や呼吸数の増加も認められた。
また、研究に協力してもらった女性は全員、異性愛者を選んだという。これは、同性愛者の女性だとこの男性ホルモンに異なる反応を示すのでは、という懸念があったためだ。
ワイアート氏は、男性の汗の中の特定の物質が女性のホルモン値に影響を及ぼすと証明されたのは、今回が初めてだとする一方で、汗に含まれる他の物質も似たような作用をもたらす可能性があるとも指摘した。
(参照)
麝香
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