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真相世界(The truth world)

200609読売新聞 またも間抜け記事 ディズニー「7人のこびと」、冥王星降格に不満の声明

タイトルはまあいいだろう。アメリカの企業として冥王星をプロパガンダに使っていたディズニーが冥王星降格に伴って「けちをつけられた」と文句を言っていることが単刀直入にわかる。

しかし、本文はいただけない。以下の文章を読んで何のことかすぐわかる人がどのくらいいるだろうか?
最初にタイトルを目にしておかないと解読不能に思われる。


ディズニー「7人のこびと」、冥王星降格に不満の声明

(記事)
国際天文学連合によって冥王星が惑星から矮小(わいしょう)(ドワーフ)惑星に降格されたことを受けて、「白雪姫と7人のこびと」のキャラクターの「こびと(ドワーフ)」たちが24日、声明を出し、「ミッキーマウス」の忠犬、プルート(冥王(めいおう)星の意)を自分たちの仲間に迎え入れる用意がある、と発表した。

 ディズニー社によると、犬のプルートは冥王星が9つ目の惑星として発見された1930年に誕生したキャラクター。

 声明は「こびと」たちが、矮小惑星に格下げされたことを不満として、プルートへの連帯を表明する内容。

 ディズニーのアニメで今後、忠犬プルートが実際にこびとの仲間に加わるかどうかは明らかでない。

ディズニーがダイレクトな自社声明ではなく、キャラクターに発言させているのは子供受けを狙ったいつもながらの姑息なやり方である。「プルートをこびとが仲間に引き入れる」という表現はアメリカ人の無念な思いを皮肉って代弁しているつもりのつまらない洒落であるが、記事を一読して理解できた人は相当優秀な読解力の持ち主である。受験生なら共通一次の現代文は安心だろう。

記者の立場で言えば、「もっと詳しく書いていたのに、小ネタなので編集長に削るよう命じられてこうなってしまった」のかもしれないが、それならそれで削りようもあろう。文章力がないことは確かだ。

(関連過去ログを見る)

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