真相世界(The truth world)

200810殺人こんにゃくゼリー 自主回収へ野田消費者相圧力


本ブログではたびたびこんにゃくゼリーの危険性に警鐘を鳴らしてきた。こんにゃくゼリーは実に恐ろしい殺人凶器なのである。

「消費者行政担当相」などという大臣が本当に必要かはさておこう。どうせ解散までの渡りである。次の内閣ではこんな名称の大臣が存在するかも定かではない。
せっかく大臣になったのだからパフォーマンスが必要である。
今回の騒ぎは単なる野田氏の売名行為で、マンナンライフは単なるカモという印象は免れないが、この会社は実にとんでもない会社である。
17人ものこんにゃくゼリー犠牲者が出ていながら、ろくな対策を取ってこなかったのである。
一応野田氏の仕事はGJと見ていいだろう。

ネット上では、「こんにゃくゼリーが危険なら餅はもっと危険だ。餅も販売禁止にしろ」などという意見も多い。対象が幼児と老人では、餅が危険なことは言うまでもない。ガムも危険だし、こんにゃくそのものも凶器である。そもそも、窒息死の原因食物のダントツ№1は「ご飯」である。状況によっては何でも凶器になってしまう。
「食品の食べ方にいちいち禁止事項をつけていたらやっていられない。自己判断にまかせろ」というのは正論である。勿論、食品そのものが成分的に安全な場合の話である。
「自分で食べるものは自己責任で食べろ」と言うことである。
この理屈だと、乳幼児が死亡したのは全て母親の責任と言うことになってしまう。勿論母親にも大いに責任はある。しかし、「こんにゃくゼリー」という名称から「ゼリー」のイメージを強く持ってしまうことも否めない。実際は「ゼリー風こんにゃく」だったわけである。
尤も、ゼリーそのものでも場合によっては窒息死を起こす可能性はありそうだ。

こんにゃくゼリーの場合、餅に較べて危険性の認識が一般的に欠落していても仕方あるまい。その分、危険性を明示する責任が業者にあるわけだ。
それをマンナンライフは「小さな表示」でお茶を濁し、安全な形態にする等の企業努力を怠っていた。
この手の事件では裁判では和解になるケースが多いが、もっと早い段階での行政指導が必要だったのである。

こんにゃくゼリー自主回収促す 事故受け消費者担当相



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コメント一覧

BUGINNOSE
こんにゃくゼリー殺人
http://blogs.yahoo.co.jp/buginnose/MYBLOG/write.html
老人に於いては口腔疾患に因る歯牙喪失に伴う咀嚼能力や嚥下など運動機能障害の低下や、乳幼児にしても、口腔内の機能や嚥下能の未発達から、食塊を喉に詰まらせる事故が多発しております。これは、食塊の粘度や大きさ、硬度や軟度に余り考慮しない調理法により惹起された
不幸な事故だ。
大抵の老人はMRIで診ると、健康と思われる人
も小さな脳梗塞の跡が多々発見されます。梗塞
の位置次第では、嚥下に関る神経系の障害に伴う気管と食道との分岐部の弁の機能
障害が起きる可能性があり、老人が屡食事中に咳き込むのはその為である。餅などを喉に詰めて窒息死するのは、まさに上記の理由によるものである。
また、乳幼児では口腔機能をはじめ諸機能の未発達に因り、咀嚼嚥下が十全に行われ無いこと
で、喉に詰めて仕舞う事故が起きるのだ。
事故防止の為には、食塊の大きさ・粘度・硬度
・軟度etcに心配りが必要だ。
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