真相世界(The truth world)

200702校門で生徒を待ち伏せしてボコボコにした校長を熱血と呼ぶ産経の愚劣&乗せられて激励する無知なブロガー


とても話にならないニュースである。ニュースソースがトンデモ産経だからまともに字面を追っても仕方はない。しかし、こんな稚拙な記事にコロリと騙されてしまう連中が多いのは納豆捏造騒ぎを彷彿させる。

そもそも「熱血」などという陳腐な単語をことさら得意がって見出しに使いたがる産経のセンスを嗤いたい。確かに頭に血が上りやすいと言う点では「熱血」に違いないが…。この人脳卒中になるのではないだろうか?

この岡本喜代治という御仁だが、ネットで検索しただけでもトンデモない人物であることが知れる。商業右翼御用達の「正論」にアホ記事を寄稿しているだけでも、どのような人物か大体見当はつく。

ちなみに日本では本物の右翼は絶滅危惧種に指定しても良いくらい数が少ない。自称右翼なら掃いて捨てるほどいる。暴力団系商業右翼(こいつらを真性右翼と勘違いしているバカも多い)・ネット右翼(商業右翼がネットに乗り出したもの)・バカウヨ(小便ガキがネット右翼の猿まねをしているもの)などである。本ブログではまとめてバカネット右翼と呼ぶことにしている。
まあ、右翼に免許証はないだろうから「俺は右翼だ」と主張すれば誰でも右翼であることには違いないが…。

この岡本先生だが、ご飯を丸めて放り投げたクソガキを朝早くから校門で待ちかまえて、有無も言わさずボコボコに殴るほど執念深い。精神的異常性を感じる。常識的に考えて、校長室に呼び出して説教するくらいで良かったと思うのだが、なぜ校門で待ち伏せしたのか理解に苦しむ。

たまに見かけるが、朝校門に立ち、「おはよう・おはよう」と登校してくる生徒にでかい声を張り上げてパフォーマンスしている体育会系校長がいるが、この人もその口かも知れない。生徒に挨拶を言わせる有効な手段をこのような原始的手法で思いつくのである。
小学校ならば朝礼で生徒に挨拶の必要性を説明すれば済むのだが、自分の説明に自信がないのだろう。
付き合わされる教師も気の毒である。要するにこの手のタイプは人の意見も聞かず独断で好き勝手なことをやり、成果を独り占めしたがる自己中なのである。

他人に強要するのが無上の快楽と思っている人もこのタイプには多い。そして当然ながら異様なほどの上昇志向である。生徒など自分の踏み台に過ぎないのだ。基本的には人を人と思っていない性格である。

ネット上を検索して彼の実態に迫ってみよう。

日教育改革国民会議(第2回・大阪)

ここに彼氏の名前がある。偉いものだ。一校長の分際でこのような会議に出席できるとはいったいどのような人脈を駆使したのだろうか?
それにしてもスゴい連中が集まったものだ。肩書きのない人は何やら実績を捏造しないとヤバいかもしれない。
この人のコメントまで載っているが、つまらんことしか喋っていない。

子どもの心と教師の心

この人こんな本を書いている。勿論絶版である。2000部位刷って、自慢げに配り歩いたのだろう。図書館に送ったり、子分に売りつけてサインしたりして悦に入ったと思われる。引き受けた出版社も因果だ。自費出版かも知れない。

岡本喜代治 校長

「本校では、平成18年度より2年間、文部科学省の推薦を受けて、「総合的な学習の活性化」に向けた研究に取組んでいる。全国5都府県8小学校がモデル校として選抜されて実践研究をしている。」

私は人相を見ればその人の性格も大体見当がつく。上記は小学校のHPである。見ての通り、成果が求められているのである。彼がヒッシなわけもわかるだろう。

もしかしたら、生徒もストレスが溜まって、ご飯を丸めて放りたくなるかもしれない。大体職員が発見したのと校長が騒ぎを起こしたのとのタイムラグを考えると、職員との人間関係も理解できるだろう。

ブログを見ると9割がこのトンデモ校長を支持している。「心を説いた熱血校長」の心が私利私欲の固まりでは話にもならない。この記事を読んだだけで、この校長の人格に疑問を抱くくらいの感性を養ってもらいたいものである。

奈良県教委“熱血校長”処分 給食粗末にした児童に体罰 

 奈良県三郷町立三郷北小の岡本喜代治校長(59)が、給食を粗末にした児童に軽傷を負わせたとされる問題で、県教委は体罰だとして岡本校長を懲戒戒告処分とした。

 県教委などによると、昨年11月13日、同校4年の男子児童が給食のご飯を丸めて教室の天井にほうり投げるなど悪ふざけをした。担任教諭から報告を受けた岡本校長は翌朝、校門前で男児を見つけると、ほおをつかんで引きずり、尻をたたいた。男児は倒れた際にひざなどを擦りむき、1週間欠席したという。

 岡本校長は教育困難校を立て直した“熱血校長”として知られ、『子どもの心と教師の心』の著書があるほか、「正論」平成16年3月号で教員人事をめぐる県教組からの圧力について告発している。

 問題が報道されて以降、県教委や町教委には「食べ物を粗末にした子供に教育的指導をするのは当然」「子供や親に非がある」と岡本校長を支持する声が全国から相次いだほか、岡本校長にも激励の声が寄せられていた。

(参照)
三郷北小学校
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http://blogs.yahoo.co.jp/warabidani/42157876.html


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