昨日、駅の構内でものすごい美人に遭遇した。都内ではなく、近県の鄙びた地方都市である。仕事でたまたま立ち寄ったのだが、その美人は年の頃は24、5の金髪碧眼で、背は高からず低からず、肌は透き通るように白く、目元は涼やかで、瓜実顔の整った表情の中にも愛嬌と一抹の哀愁とを兼ね備えていた。
西洋の美人というのは日本人と比べるとすごみがあるのを実感した。ただし、身なりは鄙びた地方都市にふさわしく安っぽいものをまとっていた。
その美人は駅を出た後も何故か私の前方を歩いている。ストーキングしているわけではないが、なにやらドキドキしてしまった。
美人はそのまま駅前のビルの中に入っていった。偶然にも、私もそのビルに用があった。
ビルに入ると、私はエレベータに彼女はエスカレータにと辛い別離が待っていた。まあ仕方ない。
実は、私は予定時刻より早めに駅に着いたので、ちょこ買いをしようと思い立った。このビルの5階に100均ショップがあった。熱帯魚用温度計の調子が悪いので100円を投資して新しい温度計を買おうと思ったのだった。
目的の商品を発見し会計をしようとレジに向かうとき、彼女と劇的な再会をしてしまった。彼女も小脇に安っぽい商品を抱えていた。
ビルを出て駅前のバス停に向かうと、正面にNOVAの看板が見えた。
(記事)
NOVAが会社更生法申請、4社に再建支援打診へ
英会話学校最大手のNOVA(統括本部・大阪市)は26日未明、大阪地裁に会社更生法の適用を申請し、受理された。同地裁はただちに保全管理命令を出した。
NOVAは全教室を一時休校とした。負債総額は7月末時点で439億円で、その後の家賃や給与の未払い分を含め、最終的には500億円規模になるとみられる。NOVAは流通大手など4社に再建支援を要請する方針で、経営合理化などを図り、再建を目指す。
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