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株のデイトレードと食事

セブンイレブンが四国に2

2012-09-09 15:43:34 | 小説
・ドミナント出店

 店舗戦略の1つである立地戦略の有名なものです。
 期待される効果は
 ・その地域での知名度アップ、信用力の向上
 ・配送コストの効率化、宣伝コストの効率化
 ・本部の巡回指導や営業効率向上
 と言われています。
 
 なんと言っても、一気に商圏内シェアを獲得して、まさに支配的になるということでしょう。
 
 別の例としては、東京・大阪・神奈川に絞って出店している酒類量販店の「カクヤス」がこの戦略を使っています。ただ、カクヤスの場合、特に購買力の高い高密度商圏に絞っただけでなく、ビール一本でも配達するという営業戦略を加え、差別化と他社の参入障壁を高くしていると言えるでしょう。

「ドミナント出店というのは、ある範囲に複数店舗を集中的に出店する立地戦略です。セミナーなんかでの説明では、商圏の真ん中に点を打って、そこに物流センターを作り、配送効率のいい範囲にグルッと店舗を作っていくというイメージですね」

「なーるほど。それで、コンビニって言うのは、結構近いところにたくさんあったりするんだ」

「初期の戦略と言えるかもしれませんね。たとえば、コンビニが無かった地域に集中的に出店するとその地域での知名度は一気に上がりますよね。その上、効率的に配送できるので、配送コストを下げることが出来ます。それと、出店初期には、各店舗の指導を常時しなければいけないので、スーパーバイザーと言われる指導員も効率的に各店舗を回って指導できます」

セブンイレブンのドミナント出店の空白地帯を狙って展開したのがローソンの戦略と言われています」



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