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株のデイトレードと食事

世界最低賃金はいつ決まる?1

2012-09-09 16:12:36 | 小説
世界最低賃金に向かって中産階級の賃金下落に進む国

イトーヨーカ堂正社員半減へ

価格競争の激化などでスーパーの経営環境が厳しさを増していることから、流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、傘下の大手スーパー「イトーヨーカ堂」の正社員をグループ会社に移すなどして3年後をめどに半分近くに減らす方針を固めました。
セブン&アイ傘下のイトーヨーカ堂は、低価格の衣料品専門店などとの競争が激しくなっており、売り上げや収益の回復が大きな経営課題となっています。
このため、関係者によりますと、現在、8600人いる正社員を3年後をめどに半分近くの4000人余りまで減らす方針を固めました。
具体的には正社員の新規採用を減らすとともに、同じグループで業績が好調なコンビニチェーンの「セブンーイレブン」などに移すことで削減を進めるとしています。
その一方で、イトーヨーカ堂では、パートの従業員を現在よりも7000人増やす方針です。
こうした方法で、人件費を抑えながら売り上げが低迷している衣料品売り場などのてこ入れを図り、収益の改善を目指すことにしています。

アメリカ キャタピラー

建設機械世界最大手の米キャタピラーによる北米への生産回帰が人件費削減の壁にぶつかっている。米北部の工場で賃金改定を巡りストライキが長期化。カナダでは賃下げを拒否した工場を閉鎖する異例の事態に追い込まれた。賃金引き下げへの反発がほかの企業に広がれば、製造業による国内回帰の動きに水を差す可能性も否定できない。
 「経営陣は強欲だ」。米シカゴ郊外の町ジョリエット。建機用部品などを作る工場で500人超の従業員が1日からストライキを続けている。11日には労働組合が大規模な集会を開き、そろいの赤いシャツを着た従業員が会社の対応を批判した。
カナダでは閉鎖
 発端はキャタピラーがジョリエット工場に突きつけた労使契約だ。詳細は明らかにしていないが、米メディアによると医療費など基本給以外の会社側負担を大幅に引き下げる内容で、労組側がこれに猛反発。4月中を期限としていた交渉が決裂してストに突入した。キャタピラーは急きょOBや管理職を募って生産ラインに回して辛うじて操業を続けている。
 これを受け会社側は労組に条件を再提示。近く労組が諾否を決めるが、決裂すればストの長期化は避けられない。キャタピラーはカナダでも賃下げを巡り労使が対立、ストを起こした鉄道車両工場の閉鎖を決めたばかりだ。労組側は経営陣が好調な業績を背景に高い報酬を受け取っているのに従業員への還元は少ないと主張している。同社の2011年通期の純利益は前年比83%増の49億2800万ドルで過去最高だった。



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