
お仕事中のカミキリムシです。(ゴマダラカミキリっていうのでしたっけ?)
葉っぱの茎の根元をカジカジして、葉っぱを噛み切っています。
ご苦労さま。
…じゃないでしょ
あなたが今かじっているのは、私が大切にしているリンゴの(未来には)樹ですよ。
↑毎年、友人が送ってくれる、ブラムリーというリンゴです。
そして、その種。
蒔く前に冬を体験させるために冷蔵庫に入れて置いて、気がついたらすでに芽を出していました。
それを蒔いたら発芽しました。
発芽をした1年目。
この年は20cmくらいまで伸びました。
冬に葉をおとして、ただの茎だけの状態になりました。
春が来て、新芽が芽吹いてきたところです。
そして、この夏の姿。
全長40cmくらいです。
このカミキリムシってのは、果樹などにつくのだそうで…
春に葉っぱを出して、秋には枯れ落ち、また葉っぱを出す…
花をつけるでもなく、見た目も存在も地味~なこの樹(コ)
このゴマダラくんによって、果樹と認められたようです。
ゴマダラくんには(強制)退去してもらいました。
今回の被害は、葉っぱ2枚、茎の傷3cm。
特に興味も無かったんですが、薦められるまま
書道教室に通っていました。
民家と芝生畑の続く道をダラダラ歩くと、
芝生の生垣に、桑の木が植えられていて。
黒い実を取って食べたりするのが、
唯一楽しかったのかもしれません。
季節はいつだったか忘れましたけれども、
きっと今頃だったのでしょう。
カミキリムシが、桑の木にいましたから。
黒い体に白い点がついていて、
噛まれたら痛そうだから、後ろからギュっと
捕まえると凄い力でもがいていました。
ゴキブリの手掴みは無理でも、この虫と
カナブン?コガネムシ?位なら大丈夫です。
私の悪筆は、ご承知の通りですね。
この後、引越しをして書道教室も止めました。
でもカミキリムシだけは、何故だか強く
思い出せるのでした。
お習字道具の入った手さげカバンを持って、
何か楽しいことはないかしらん、と歩いている
小さななまさんの姿が見えるようです^^。
ゴム手袋をして摑んでとろうとしたら、敵も然る者、茎をがっつり摑んで離さないのよ。
触覚をガシガシ動かすし…
ゴム手袋をしてても、その感触にびびりました>。<;
やっと離して、塀の上に乗せておいたら、どこかに飛んでいきました;
父さんが子どもの頃、無花果の果樹園でカミキリムシを捕って持って行くと、鉛筆と交換してくれたんだって。
果樹園にとっては、カミキリムシは害虫だものね。
学校から帰ると、みんなで虫捕りに精を出したって言ってました^^。