本所の七不思議といわれる7つの話がテーマになって書かれた短篇集でございます。
それぞれのお話に主人公がいますが、どのお話にも脇役として茂七親分が出ています。
ひとつひとつの話を読み終わった後に、それぞれの違った余韻が残りました。
その余韻でアタシが好きだったのは、『片葉の芦』『送り提灯』『消えずの行灯』です。
第七話の『消えずの行灯』に出てくる<おゆう>の妙に冷めた考え方が好きなのは、アタシだけ?
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本所の七不思議といわれる7つの話がテーマになって書かれた短篇集でございます。
それぞれのお話に主人公がいますが、どのお話にも脇役として茂七親分が出ています。
ひとつひとつの話を読み終わった後に、それぞれの違った余韻が残りました。
その余韻でアタシが好きだったのは、『片葉の芦』『送り提灯』『消えずの行灯』です。
第七話の『消えずの行灯』に出てくる<おゆう>の妙に冷めた考え方が好きなのは、アタシだけ?
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手元に本が無いのでハッキリしたことがいえないのですが、wataさんが印象に残ったという「消えずの行灯」の「おゆう」は、あの子じゃないかな。
江戸の一膳飯屋の女中で、所帯なんか持たなくてもこのお江戸で立派に生き抜いてやる!と、腹をくくった女の子。私もすごく印象に残りました。
もし、違っていたらごめんなさい。
二十歳そこそこで、ひとりで立派に生き抜いてやる!と腹をくくれるなんて、冷めているというより、しっかりしてるというのでしょうねー
―将来の生計の役にたつ(手に職をつける)と努力するところなんて、頼もしいです。
だから<おゆう>さんには、これから先、幸せを掴んでほしいと願っているんです。
<おゆう>さんのお話のつづきはないんでしょうけどね
いつからか、読んだ本を再度買ってきてしまい、しかも、真ん中辺まで読まないと気がつかない
困ったものです
茂七親分は記憶にあるんですけど…
また、読んでみま~す
私が買ったのが文庫の41刷目のものですよ。
宮部さんのはよく売れているんですね。。。
私もすぐ忘れちゃうんですよー
同じ物を買っちゃったり、本屋さんであらすじを読んだだけなのに、次に行った時にはもう読んだ
と思ってずっとそれを買わなかったりなんてことが…
私たち(リコさんも入れちゃった;)みたいな人は記録しとかないとダメなんでしょうね
まぁ、見方を変えれば、何度でも楽しめるってことでいいのかも