貿易ではFOB Kobe、CIF Los Angelesとか貿易条件のあとに地名をつけて取引を行ないます。慣れてしまえば何でもないことですが、経験の浅い人には、気になる表現らしく、条件の後につく地名は何を意味するのかという質問が続出します。
貿易条件(FOB とかCIFなど)の後についてくる地名は売主が費用(リスクではない)をどこまで負担するか、その限界の場所を示しています。
すなわち次のように理解することが出来ます
1 FOB KobeすなわちFree on Board Kobe
売主がKobeで商品を本船渡条件で買主に引渡すまでの費用を負担します。
2 CIF Los AngelesすなわちCost, Insurance and Freight Los Angeles
売主がLos Angelesまでの運賃と保険料を負担します。売主は買主のために、Los Angelesまでの運賃と保険料を立替払いし、商品代に上乗せして買主に請求しているのです。
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