今年作ったスピーカー2セットの聴き比べを続けています。最終的判断はなかなか難しく、依然として中間報告です。
1 10センチフルレンジSol X1 バックロードホーン型。これはよく考えられたユニットだけに、なかなか高価です。とても10センチとは思えない鳴り方です。クラシックを中心とする、いわゆる音楽ファンには、こちらを選ぶ人が多いでしょう。材料費は約11万円。組立は私。手前の箱型。
2 16センチフルレンジX1 平面バッフル型。スピーカーから直接音が出てくる、箱の制約がない魅力があります。活発な音ですが、いわゆるじっくり聞かせる型ではないようです。バッフル面が広いので、部屋での置き方が問題です。材料費は約3万円+両端の彫刻付き黒檀の板代(不明)。組立は私。後ろの面積の広い方。
3 ばか高い英国製スピーカーを売却、国内フォステクス社のユニットを使い、自作です。同社も音に特徴があるようです。あえて言えば、元気よく明るい鳴り方。
結論として、両方とも保有したいが、どちらかを選べて言われると60/40で、2の 16センチフルレンジかなあ。こちらは世界にこれ一つしかないのです。
この年になって、スピーカーを組み上げるとは、我ながら意外です。