手賀沼日記

集中治療室の幻覚―危険な握手の続き

昨日の危険な握手の続きです。

胆のうの件は、入院即手術、その後集中治療室へ3日ほど収容され、医者から成功したと伝えられた。集中治療室では、幻覚に悩まされたが、その幻覚がなんだかカンデインスキーの抽象画を思わせるものであった。その後、手術時に採取した私の体液の中に、腸チフス菌があったと恐ろしい事実を告げられた。

聖路加病院には、感染症用隔離病棟はないので、都立墨東病院へ転院となった。

いずれにせよ、名医のおかげで九死に一生を得たが、墨東病院隔離病棟には、腸チフスが癒えるまで3か月収容され、その後退院、すぐに海外の勤務地へ戻った。

しかしこれで一件落着とは行かず、後遺症のごときものに数年間悩まされた。狭いところにじっとしていると、いわゆるエコノミー症候群のような状態になり、気分が悪くなるのだ。

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コメント一覧

手賀沼日記
たかさん
コメントありがとうございます。本当に大変な目にあいましたが、幻覚症状は 「カンディンスキー」みたいな絵なのです。やはり大画家のあかしなのでしょうね。

私が好きなモンドリアンではありませんでした。私のブログの変なおじさんの背景は、はっきりとは見えませんが、モンドリンの、Compsition No6 1914の写真です。
たか
こんばんわ手賀沼日記さん
大変な事を経験されたのですね。
でも今は何キロもウォーキングをされる強靭な体を取り戻した訳ですね。良かった、良かったです。

幻覚にカンディンスキーの訳の解らぬ絵が出て来るなんて???
良く言われるのが「ピカソ」 「マチス」  「カンディンスキー」でしたっけ??
私はチューリッヒの美術館で夢では無く本物を観て来ましたよ。
訳の解らない丸と線で構成された絵だった様な。
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