先日どなたかのブログで、わが国では職位が上になるほど馬鹿すなわち無能であるという記事を読みました。同感です。
簡単に考えると人物の評価基準に問題があったと言えるでしょう。平たく言うと、平社員で有能だから課長にした、課長として有能だから部長にしたという単純な間違いがまかり通る世界です。あるレベルで有能だからその上のレベルでも有能とは限りません。
その職位に有能な人を厳選して、職に就けることを徹底すれば、その企業は伸びるでしょう。以前米国の大企業でそのようにして業績を伸ばした企業経営者の自伝を読んだことがあります。仕事と言えば人事の話だけ、それ以外の話はしないという極端な人物だったようです。その人物が退任後、その企業は不振にあえいでいるようです。
いずれにしても行き過ぎは良くないか。
暇老人の昼寝の夢でした。
追記
わが国では、ある一定の職位に達すると、みこしに乗った気分になり、自ら考えることをやめる人があるようです。このことも影響しているのでは。