手賀沼日記

海外から撤収せざるを得ない時

わが国の多くの企業が海外に進出しています。なかには、これまで経験がなく、おっかなびっくり進出した企業もあるでしょう。

1 平時の撤収
ある意味では簡単です。要するに経済的要因を中心に、将来のカントリーリスクを念頭に検討すればよいのです。

2 予期せざる撤収
進出先における、戦争、内乱、社会不安などが突発的に発生したとき。これらはカントリーリスクとして、ひとくくりできます。
各社それぞれ内部規定をもち、緊急事態に備えておられると思いますが、事の性格上他人が知ることはできません。

今は昔、総合商社の場合は次のようでした。
(1) 最後まで事務所に残るのは主管者(支店長とか駐在員主席、要するにその店の責任者)。大きな店で会計責任者がいる場合は会計責任者も。

(2) その他社員は危険度に応じ、順次離脱します。

(3) 最後まで事務所に残るものは、事務所維持が不可能な場合、「暗号書」と「会計帳簿」を焼却して離脱します。

3 参考
昔の陸軍では、歩兵連隊と騎兵連隊は、天皇直々に連隊旗が与えられていました。これは非常に重要視され、連隊長と連隊旗手が最後まで残り、焼却したと聞いていいます。




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