手賀沼日記

貿易実務の本   貿易講座 88

わが国では貿易実務の本が巷にあふれており、諸外国で見られない現象です。買うなら、まず著者略歴をみて、商売経験のない学者が書いた本は買うな、というのが私の持論です。

現在ある程度知られている貿易実務の本の監修作業をしています。さっと読み飛ばすだけではなかなかわかりませんが、商売経験のない人が書いた本はやはり問題があります。
1 内容が全般的に古い。必ずしも間違いといえなくても、古さは否めません。
2 最近の貿易実務は、輸送、決済関係で大いに変わってきています。商売経験のない人が書いた本はこの変化に対応していません。コンテナ輸送に関する記事が少なく、貿易はL/C決済と思い込んでいるようで、最近の変化を把握していません。
3 監修するよりも、むしろ自分で書き直すほうが良い本が出来る。

まあざっとこんなところです。

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