自宅で英国探偵小説を読むことが多くなりました。いい年をして「俺が俺が」と出ていくと周囲に迷惑をかけるからです。
昨日読んだのはこれ、Agatha Christie "The Man in the Brown Suit"です。1924年に発行されたもので、舞台は英国、南アフリカ、ローデシア(今のジンバブウェ)と移ります。ポワロもマープルも出てきません。主人公は親に死なれたばかりの若い、利口な女性です。航空機輸送以前の船旅や、植民地南アフリカの様子など興味深いものでした。
一言で言えば、「大変面白かった。」アガサ作品でも傑作に入るでしょう。あらすじは、Wiki やAIでお調べください。
ところで女性が活躍するアガサ作品に、「マープルもの」があります。テレビ映画ミス・マープル役として、私に言わせれば、ジェラルデイン・マクイーワンが一押し、数年前に亡くなりましたが。