手賀沼日記

アガサ・クリスティー「茶色の服を着た男」

自宅で英国探偵小説を読むことが多くなりました。いい年をして「俺が俺が」と出ていくと周囲に迷惑をかけるからです。

昨日読んだのはこれ、Agatha Christie "The Man in the Brown Suit"です。1924年に発行されたもので、舞台は英国、南アフリカ、ローデシア(今のジンバブウェ)と移ります。ポワロもマープルも出てきません。主人公は親に死なれたばかりの若い、利口な女性です。航空機輸送以前の船旅や、植民地南アフリカの様子など興味深いものでした。

一言で言えば、「大変面白かった。」アガサ作品でも傑作に入るでしょう。あらすじは、Wiki やAIでお調べください。

 

ところで女性が活躍するアガサ作品に、「マープルもの」があります。テレビ映画ミス・マープル役として、私に言わせれば、ジェラルデイン・マクイーワンが一押し、数年前に亡くなりましたが。


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コメント一覧

watanabe_march
アガサに、こんな作品があるとは知りませんでした。偶然市民図書館で見つけたのです。名探偵は出てきませんが、「ナイルに死す」にも出てくる英国情報将校レイス大佐が、出てきます。彼は終末で犯人を逮捕しますが、逃げられます。このような結末は珍しいですね。
hana04yama23 茉那
こんにちは。

歳をとって翻訳物は全く読めなくなりました。
原文では子供用の物語くらいしか無理です。

アガサクリスティーと言えば
ナイル川クルーズに乗ったとき、
本棚から「ナイルに死す」を探し出して持っていき、
遊覧船のデッキで読み返しました。

数日間船の上ですので港で降りて見学しない日は
退屈します。
今は楽しい思い出になりました。  茉那
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