手賀沼日記

隔離病棟で3か月過ごす―「危険な握手のまた続き(完)

胆のう炎および腸チフスのため、都立墨東病院隔離病棟で3か月過ごすことになった。一言で言えば退屈、定期的な診察や検査のほかにすることがない。

「現代用語の基礎知識」も隅から隅まで読んでしまった。クロスワードパズルもすぐ終わってしまう。そこでクロスワードパズルを自分で作ることにした。問題ができたら、看護婦さんを呼んで回答してもらった。あとで考えると、忙しい看護婦さんにこんなことを頼んで反省しきり。

私自身は個室に留め置かれ、髭剃りもできない。将棋の升田名人そっくりの顔になってしまった。此れには驚いた。3か月後退院、東京本店に2日ほど顔を出し、すぐに勤務地(当時は香港)へ向かった。

厄介な病気に対応してくれた、聖路加と墨東病院の名医の方々に感謝するばかり。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事