お題は「シイタケのほだ木をつくろう」
100本のほだ木を準備し、事前に20本の穴を開け、子ども達にはコマ菌(シイタケの種)を埋め込む作業をしてもらいました。
今回は「鳥取キノコセンター」から専門家を招いていただき、より深く解説してもらいました(個人的にもシイタケの細かなこと、他の菌糸類のこと、とりわけキクラゲのほだ木の作り方は、とても参考になりました)
殆どの子どもが(大人を含めて)植菌作業は始めてで、興味深そうに作業をしましたが、大人でも「シイタケがほだ木により生産されていること」を、約半数知らなかったことに衝撃を受けましたし、「ほだ木」と「菌床(オカクズ)」では、ほだ木のシイタケの方が、味も香りも勝る、とお話しても「?」と(100名の大人の内2名しか分かりませんでした)「あれれ?日本の食文化大丈夫なの?」とまたまた不安を覚えました。
またシイタケができるのは1年後(来年の11月)とお話しすると「そんなに掛かるの、、」と呟く保護者には
「結果を直ぐ求めない。 その姿勢が子どもの教育には大切なこと」と促し、
「来年の夏休みの自由研究に是非使ってください」「そのときにはまだシイタケは出ていませんが、幹側から菌糸の生育は見て取れるし、何も成功だけが自由研究ではありません」とも伝えました。
この日の来場者は約4,000人とフェア中最大であり、用意したほだ木も時間内に全て無くなり、期間中(23日間・体験、遊びコーナー)で一番の賑わいとなりました。
次回は11月3日(日)「UVストラップを作ろう」でお目にかかりましょう。
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