おやじ News! watch-dogs

(無題)

皆さんもすでにニュース等でご承知の通り、日本人の物理学者3名が本年の「ノーベル物理学賞」を受賞した。

同時に3名の受賞と言う快挙もさることながら、一方でその対象となった「論文」が、南部先生で48年前、小林・益川両先生で35年前である事に「何で?今なの?」とマスコミで取り上げられていた。

そこには「素粒子」と言う、新しくある面古い、特殊な証明の難しい基礎物理学の分野である事もあるが、以前僕がお話した通り「科学は仮説に基づき、そこから始まる、、」事の表れでもある。

まだ原子核を構成する素粒子の種類が、3種類であると言われていた時代に(35年前)、「素粒子の種類が6種類以上ある。」と発表、それを確認できたのは僅か数年前の事である。
この事例に関らず、未だ「仮説」のままで「証明」がなされていないものが、数多く存在し、その中には「証明されなくても正しいと信じられているものも沢山存在する」のである。

「ある意味危険?」と勘違いされるかもしれないが、そうではなく「科学の本質」はそう言うものだと理解して欲しいのだ。

ニュースのコメンテーターが「私達の生活に(今回の件が)どの様な変化をもたらせてくれるのでしょうか?」と野暮な質問をしていたが、これはチョット情けない。
インテリと言われる方が「基礎物理とは何ぞや?」それくらいの勉強をしていなくてどうする、、、ガッカリしたね。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事