「日中で光化学スモッグ研究へ」と言う見出しで、放送されたこのニュース。
日中の環境大臣(中国側名称は、正式には保護総局長)が、現在大きな問題になっている中国の大気汚染について、共同で研究、対処するというもの。
これについては異論は勿論無い。 問題があるのは次の部分だ。
「先進国に二酸化炭素の排出削減を義務付けた京都議定書では、先進国(この場合、日本)が途上国(中国)を支援して二酸化炭素を削減した場合、その一部を先進国の削除分とする”クリーン開発メカニズム”という制度が認められている、、、。」
以前ブログでも紹介しましたが、京都議定書には欠陥があると言う事と、その中の先進国間で排出枠を企業または国が売り買いする制度「排出量取引」についてお話しました。
それと一緒で、環境をお金で取引したり(これには多額の税金が使われます。)や数字上の辻褄あわせをしてみたり、自国(日本)は努力しないで容易な方から権利をもらう・・・これって変だよ!
毎日、東京都の1日の電力量が、この猛暑で、キャパオーバーになるとニュースで流れているけど、私たち日本人は今の快適さを維持したいし、後退したくないから「知っている」けど「実践しない」んだね。
いつまで経っても、金の力で何でも買って来て、他人(他国)任せ。 ホントに考えないとね。
一方、多数の善良な市民の皆さんは毎日「地道な努力」をしていらっしゃる。
その「努力」をムゲにしないように、政府、企業は「環境の真実」を隠さず伝えて欲しい。
皆がんばってるよ! 熱帯夜でも氷枕と扇風機で我慢してたり、アイドリングストップしたり、エアコンの温度を高めに設定したり、、、でも、何故効果が見えない?
そこにこそ「本当の真実」があるのです。
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