倉吉市新町1「赤瓦五号館 久楽(くら)」 【641】
倉吉市民の憩いの場である「打吹山」に沿うようにして走る、県道36号線「倉吉市立成徳小学校」対面角を入った2ブロック先右手角の「用水路」のたもと、「赤瓦五号館」施設内にある民芸喫茶店です。
1階は手作りの民芸品を中心とした土産屋さんになっており、狭くて急な階段をトントンと上がった2階部分が、お目当ての喫茶店になっています。 チョットハイカラな「町屋」の雰囲気が漂っていますね。
今どき珍しい手書きのメニュー表です。 おやじのリクエストは当然「石うす珈琲 ¥500」になりますが、此処にはもう一つ1日限定20食の「ピン麺 ¥850」があり、そちらは次回以降と言うことで、、、
厨房手前に「鎮座」している、手挽きの石臼の空いている穴に少しずつ珈琲豆を入れ、ゆっくりと石臼を回します。 珈琲の香ばしい香りが周りに漂い、何ともいえないアロマな気分になります。
挽き終えたらスタッフの方が再度微調整で粒子の大きさを整え、その後サイフォンで珈琲を入れてくれます。 一口目「コン!」と深みのある味わいが口内を包みますが、やがてスッと消え、後味の軽い角の無い柔らかさが特徴の、ホッとする珈琲に仕上がっています。
シュガーとミルクの代わりに入れる「小豆」 何故珈琲に小豆を入れるのか「薀蓄」が書いてありましたがチョットおやじには理解出来ませんでした、、(昔、倉吉は出雲地方の文化圏であったことから始まっているとの解説でしたが↓)まぁどちらにしてもおやじはブラックしか飲まないので、コレはスイーツ代わりに別にいただきました。
そうそう自分で石臼を挽く機会などありませんので「珈琲好き」の方は是非一度体感なさって見て下さい。同時にノスタルジックな時間が過ごせ、日頃の煩雑な中でささくれ立った心を癒すことができます。
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