調査は昨年の1月から2月にかけて、小5の児童と中2の生徒をそれぞれ3000人抽出し、観察や実験を通してその内容が身についているかを調べた。
結果、学んだ内容が身についていない子どもが多く、その原因として漫然と実験や観察をさせているのではないかと結論付けた。
以前ブログでも紹介したが「科学は仮説に基づく・・」と言った。 これは実験や観察の前提としても当てはまる。 仮説や予測を立てながら行う事により、探求心や想像力を養う。 そしてそれこそが科学の発展の道である。
文科省が子どもたちに出した問題を以下に記す。 皆さんも考えてみてください。
①水100グラム+塩20グラム=( )
質量保存の法則の問題、正解率は小5で63%、中2で59%。
②インゲン豆の発芽には肥料が必要だ、と言う仮説が正しいかどうか確かめる実験は以下のどれが正しいか。
1・水で湿らせた脱脂綿の上にマメを置き日光に当てる。
2・水の中にマメをしずめ、日光を当てる。
3・水で湿らせた脱脂綿の上にマメを置いて、肥料もいれ、日光に当てる。
4・水で湿らせた脱脂綿の上にマメを置き、箱をかぶせる。
正解率小5で87%
どうですか? 皆さんもチャレンジしてみてください。
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