夏休みのこの時期、新幹線や電車の中は、当然だが家族連れの姿が多く見られる。
どの姿も、大人は大型のバック、子どもはリュックサック姿で、旅行先へあるいはお盆から少しはずして帰省するのかな?という感じです。
難波駅から南海線で、堺市に向かう電車に、上は小学校3年生くらいの男の子と、下は1年生くらいの女の子の兄弟が電車に乗ってきた。
お兄ちゃんは電車に乗るなり、扉の上に掲示されている「路線図」を、何度も確認のため一生懸命見ている。 その顔はチョッと不安げである。 妹はお兄ちゃんの、不安そうな顔を察知してか、横にぴったりと寄り添っている。
周囲の大人に聞けば一発で解決することを、健気に自分ひとりで解決しようとしている。 おとなしいその兄弟は、普段でも仲の良い兄弟である事は、その行動から容易に察知できた。
偉いね。 僕も遠い昔、母と弟と3人で旅行したとき、母が停車駅で飲み物を買ってくるといって、発車間際まで帰って来なかった事があった。 その時、思わず不安になって泣いてしまった、、、。
もうすぐ楽しかった夏休みも終わる。
これから、祖父母の家にでも行くのかな? 気をつけて、楽しい思い出を作ってね。と兄弟仲良く揃って座っている姿を見ながら電車を降りた。
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