鳥取市興南町「京風料理 ことぶき」 【645】
鳥取市街駅南、通称「産業道路(県道26号線)」富安2丁目交差点を吉方方面へ、1ブロック先「島根銀行鳥取支店」角を入り直ぐ左手にある老舗割烹店です。
高い生垣に囲まれ「お店自体を知らなければ」気付かないで、通り過ぎてしまう場合が多いかも知れません。
構えからするとチョット敷居が高そうに見えますがそれ程でもなく、結構庶民的な側面を持つお店であり、20年以上前から数年に1回程度ですがポツポツとおやじは通っています(おせち料理を何回か頼んだこともあります)
入って直ぐはカウンター席と小上がりの座敷、奥には和室もありますが、それ程広くはありません。
お品書き。 そこは割烹料理店ですので1,000円以上の定食が並びますが、おやじのお目当てはそれではなく一番下の「日替り定食」です。
「日替り定食 ¥800」
メインの「鯖の甘酢」と「煮物」小鉢、漬物、すまし汁、ご飯と比較的ボリューム感があり且つリーズナブルな定食です。 但し「何かが以前と違う、、」とピピッときたのですが、、
看板に「京風」と掲げている以上「それらしきもの」が一品は出るはずだがそれが無く、すまし、小鉢にもらしさが全く感じられないのは何故?
「鯖の甘酢かけ」
やはり以前より味が濃く、京風というより「田舎風」といった方が当てはまる。
実力の程が分かる「煮物」
こちらも同様、はんなりとした上品なダシの取り方ではなく、普通の料理店の濃い味付け。
多分料理人が代わったのでしょう。 以前のらしさは影を潜め、完全に普通の和食屋さんになってしまいました。 名物の「う巻き」はもう食べられないのでしょうか、、
但し一言断っておきます。 一般の和食店としては平均以上を保っており、おやじが拘っているのはあくまでも「京風料理」として見た場合をコメントしています。
数十年掛け積み上げてきた「京風」の暖簾を、このまま崩してもいいのでしょうか? おやじとしてはもう一度「再構」して欲しいのですが、、
*この後調査したところ、やはり「煮方」の古い職人さんが、最近お店を辞められたとのことでした(残念です)
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