私の29回目の誕生日となる本日・・・
の、一日前。
10/4の後楽園ホール大会を最後に、
ユニオンプロレスの解散が発表されました。
さて、ユニオンプロレスに対しては、
方方で様々なご意見をお見受けします。
しかし、たまに現地で観戦する程度の頻度で恐縮ですが、
ボクはユニオンプロレスが大好きです。
DDTの別ブランドとして立ち上がった訳で、
当然、DDTカラーが強いわけですし、
また、石川修司、木高イサミ、チェリー、福田洋など、
主要選手は他団体にも出場しており、
「ユニオンオリジナル」なものが思い浮かばない、
ということはあるのだろうと思います。
でも、そう思う人にこそ足を運んで欲しかった。
ユニオンプロレスには、今のDDTプロレスでは見られなくなった怪しいユニット、
怪しいゲスト、怪しい試合形式があり、
竜剛馬の誰に伝わるかも分からない微妙なボケがあり、
細身のシャイボーイの軽妙な前説がありました。
そして木高イサミ選手が「家」と語るように、
自分のホームだからこそ出来る対戦相手の選択、試合形式の選択がありました。。
それが、石川修司の薔薇千本デスマッチ、大家健の売店デスマッチであり、
木高イサミの円華とのインディージュニアであり、
チェリーの年齢公開コントラマッチであり。
DDTの元々の源流である「武闘派」のカラーと、
最初の中心選手だった澤田さん的な「ファンタジー」。
そこに、スーザン代表の作った「家」としてのカラーの加わった、
無二の団体だったと、心底思います。
興行の最後、代表と所属選手全員がリングに上がり、
みんなで興行を締め、すぐに小走りで出入口に向かい、
時には汗だくに、時には血だらけになりながらも、
観客一人一人に声をかけながら、見送りに行く光景が大好きでした。
ボクが行けるであろう興行の機会はおそらくあと二回。
そこで、万感の思いで、ともに叫ぶでしょう。
「「行くぞ、ユニオン!」」
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