桜の花は狂い咲き

☆阪神11R 桜花賞（GI） 芝1600m☆

◎ライステラス
◯スピードリッパー
▲フレンチカクタス
△トレンドハンター
☆デルマドゥルガー


この世代は可哀想なことに、
上位の馬がスコーン、スコーンと抜けてしまったので、
押し上げられるように浮上した馬が結局勝つことになりそう。
ただ、今回の人気馬は限り無く怪しい。

一番最初に注目したのはマルセリーナでした。
シンザン記念の相手が世代上位の馬ばかり。
非常に内容があるレースをしてると思います。
ただ、今年に関しては一つ指針としていることがあって、
それは「クラシックでディープ産駒を本命にしない」こと。
ちょっと実力以上に人気過剰になるおそれがあるので、
まだしばらく疑ってみるつもりです。
ということで非常に気になる馬ではありますが、
今回は見なかったことにします。

印は全く付けませんでしたが、
出走馬の中で（能力的に）一番強いのは、
ほぼ間違い無くダンスファンタジアだと思います。
ただ、その実力がここで発揮されるかはすごく怪しい。
母親もすごく強い馬でしたが、
なにか突如として走らなくなる怖さも秘めていて、
非常にやりにくい相手だったのを覚えています。

そして押し上げられた一番人気がホエールキャプチャ・・・
でもこの馬、一番人気になるタマか？
阪神JFで２着とは言え、
内容からしたら明らかにレーヴディソールに完敗。
前走は勝っていますが、条件は東京コース、
しかも間があいており、なんとなく不安な要素がじわじわ。

ということで本命に（押し上げたように）推すのは、
同じくレーヴに完敗の◎ライステラス。
今回の桜の舞台と同条件のチューリップ賞では、
レーヴとは別のレースを走っていましたが、
他の馬を押さえこんでの２着。
じりっぽいけど、やっぱり強いはずなんですよ、この馬。
何故か人気にならないのも僕好み。
しかもソングオブウインド産駒。
楽しみです。

相手は普段直結しないフィリーズレビュー組の二頭、
◯スピードリッパーと▲フレンチカクタス。
普段は短距離適性がより試されるレースですが、
この二頭に関しては距離実績もあるので、
それほど影響はないのではないかと。
どちらも血統的にはマイラーっぽいので、
スピード勝負に賭けて。

△トレンドハンターは芝一走の割に人気し過ぎの感あり。
一応押さえで。

追加もう一頭は☆デルマドゥルガー。
坂と小回りが好きそう。
押さえで。



主役はいませんが、見るべきところが多そうなレース。
暫定女王決定戦、ということで、
誰が女王不在の中を引っ張っていけるのか。
魅力ある馬の出現に期待します。

・・・これでライステラスが勝っちゃうと、
それはそれで困る気がするけれど。