新生活が始まって3日。
何からやればいいのか、そもそも何をやればいいのかと、
気持ちばかりがいろいろな方向を向いてざわめいていますが、
そのせいで何もしていないのに疲弊するという、
自分の悪い悪いジレンマの中にいる昨今。
ちょうどそんな気落ちのタイミングと時間が合って、
ユニオン新宿FACE大会を見に行くことにしました。
◎ダークマッチ
吉田充宏vs風戸大智
「アックスボンバーズ」の中の二人によるダークマッチ。
普段なら完全なボケパートなのだけど、
どうやら様子が違うっぽい。
試合は「廃墟プロレスプロモーター」吉田が勝利。
茨城在住ということで、マイクを握り、
この被災の状況について語る。
日本はまだまだ被災状況の中。
立ち上がることだってできない人もいる。
けどその分、戦える人が頑張って戦っている。
頑張ろう。
◎オープニング
DDTに引き続きユニオンも節電モード。
DDTよりも映像表現が多彩な分、
なかなか難しいところもあるのかな、と思ったら・・・
違った!
なんとユニオンメンバーが出てきて、
「♪ユニオンロッカー」を熱唱!
大家歌詞適当すぎwww
試合順にメンバーが登場したことで、
菊池さんが何故か輪の中心に。
彼らはチームワークでピンチをチャンスに変える。
◎第一試合
澤宗紀、ノリ・ダ・ファンキーシビレサス vs 翔太、富永真一郎
第一試合はいきなり澤宗紀登場。
久々に聞く「♪リボルバージャンキーズ」にテンション上がる。
・・・あれ、おれ、翔太別のところで見た覚えが・・・
nobodyknowsのノリは初見。
紅白ミュージシャンでありながら、
本当に地味というか真摯というか。
ひたすらチョップを打ち込む姿が実直だった。
富永はまだよくわからない。
もっと色々できそうな気もするんだけども。
◎第二試合 ガントレットタッグマッチ
参加チーム:趙雲子龍・曹彰with真琴姫、木高イサミ・矢野ケイタ、大家拳號・円華
そして真琴姫キタコレ。
イサミが戦前「海外の風間ルミを連れてくる」と宣言。
現れると、謎の外人さんを引き連れてくる。
ベロニカというらしい。
趙雲「いくらここが歌舞伎町だからって、その辺の外国の方を連れてきちゃまずいだろ!」
に笑ったw
真琴姫。
ベロニカvs真琴姫。
ベロニカは終始イサミを折檻。
何故だw
しかし試合はベロニカのアシストから、
矢野が趙雲を丸め込んで勝利し、まず勝ち残り。
趙雲、曹彰は元から好きな選手ですが、
矢野の試合を改めて生で見ると、やっぱり上手い。
・・・唐突にばってんエルボーを繰り出したのはなぜか分からないが。
スーザン親衛隊はディーバ達に対抗しようと、
スーザン代表を連れてこようとするも失敗。
ベロニカはしきりに真s・・・大家にちょっかいを出す。
相変わらず大家の動きはキレがあってすごいな。
試合は場外での乱戦から、
一歩早くリングに帰還したドドンパチがリングアウト勝ち。
ベロニカは勝利を分かちあ・・・わず、
イサミ、矢野、さらに大家、円華にビンタ!
殴られたマ・・・大家
ベロニカ何しに来たんだw
一人でかき回して退場していく。
さらにその後、MIKAMIが登場!
後楽園で(MIKAMI曰く)「ドンパッチ」と、
MIKAMI&葛西純のスクールモンキーとの対戦が決定!
イサミは元々MIKAMIを追ってこのDDT、ユニオンに来ただけに、
二人のドラマが再び始まる所は必見。
楽しみだ。
行けないけれど。
◎第三試合 アイドルザ・ベスト10デスマッチ
チェリーvs松本都vs藤本つかさ
この日の目当て。
試合前、↓この会見の映像を流す予定だったが、
節電のため、会見の様子をリング上で再現することにwww
なおチェリーさんは試合に集中するため、
再現映像には代役が出演。
スー様「会見をはじめます」
エースと藤本つかさ。
「マッスルビーナスですっ!」
アイドル活動とプロレスを並行してる旨を説明。
ちなみに藤本さんは3冠から2冠に減ってます。
そこに、「チョーっと待ったー!!」
と、
ゴジラのテーマに乗って、唯我似のチェリーさん登場!!!
チェリー「私のほうがマッスルでビーナスじゃわい!!」
と、今回の対戦が決定!!
試合へ!
"ダンシングクイーン"エース登場。
試合は藤本、エースが共闘し、
元祖アイドルレスラー?に狙いを絞る。
途中アイストレインを狙うが、チェリーがお返し。
ブーイング。
なおこの試合は通常ルールに加え、
試合中に流れるアイドル曲を歌いきった場合も勝利となる。
ちなみにエースは歌がアレなことで実は有名。
途中歌っていたAKBのアレも強烈にアレしてました。
期待通り。
二人まとめてのみやここクラッチを、
さらに藤本が切り返してジャックナイフ。
ふたりともアイデアが良い。
動きにはアレも多いけれど。
藤本が単独でマイクを握るも、
懐メロ過ぎて分からず。
でも俺でも知ってるんだから、
ボクより歳上な藤本さんならわかりそうなものだが。
「♪何てったってアイドル」でマイクを奪い合う三人。
混戦で無駄に強いチェリーさんはこの後、
藤本にパラダイスロック、
エースをコブラツイストで封じ、歌を完唱して勝利。
いやー、期待通り、ひどかったw
最後は「アイドル三人」で「♪春一番」を踊って歌う。
チェリーさん若干ダンスで遅れ。
多分エースは歌ってないw
休憩前にスーザン代表が佐久間元週プロ編集長と会見。
電子書籍「年刊・ヤングユニオン」の発行を発表。
・・・ヤング?
◎休憩
ゴミを捨てに行く途中、売店に新北京の皆様を発見。
ちゃーんす
売店がはけるのを待って、写真をお願いしました。
いえー
曹彰。
よく見るとマジイケメンだな曹彰。
そして見るたびにガタイがごつくなって・・・
ってそれは違う人だった、失礼。
安部(捨丸)ちゃんとのタッグ、見たかったなぁ・・・
新北京の三人で。
バランスの良い三人だと思うので、
DDTでも見てみたいのだけれども。
◎第四試合 大家健BOSJ壮行試合
大家健vs高岩竜一
大家と高岩、まさかの邂逅。
技術も重みも、様々な面で敵わない大家。
でも彼の人間力は、会場の意識をすべて集めるのです。
獅子王ジャーマン、炎のスピアーと繰り出すも、
さらに追撃の炎のスピアーはラリアートで迎撃!
アレだけ(?)対策を積んだ餅つきパワーボムは返しますが・・・
伝家の宝刀・デスバレーボムに万事休す。
健闘を見せるも、完敗でした。
それでもなにか響くものがあったようで、
「技術どうこうじゃなくて、気合だけは認めるよ」
と、BOSJ出場のために、より強力な相手を紹介するという高岩。
ちなみに、
「俺、新日時代にもち米から餅作ったことあるから」
だそうです。
高岩はリング上で生電話。
「あの人とやって、死ぬなよ?」
と大家に念を押す。
・・・しかし、
一回目の電話→間違い電話だと思われ切られる。
二回目の電話→「この電話番号は現在使われておりません」
と、高岩に神降臨w
なんとかつながった3回目の電話、
その相手は・・・金本浩二!!!
金本はよく訳がわからないながら、
大家との対戦を受諾!
後楽園での「大家健vs金本浩二」が決定!!!
◎セミ 矢郷良明vs諸橋晴也
3・31のSMASHで後楽園で初めてまともな試合をした矢郷さん。
スーザン親衛隊を引き連れて諸橋さんと対戦。
着てきた法被を几帳面に折りたたむ矢郷さん。
試合ぶりも話す言葉も行動もノッてるなぁ。
もちろん矢郷さん的に、だが。
試合は矢郷さんがアメリカンヒールワークに徹する展開。
円華と大家(拳號)がタイミングよく乱入しつつかき回すと、
最後は殺人コブラツイストで勝利。
試合後も諸橋をいたぶるが・・・
そこに現れたのはビッグ村上!!
以前諸橋と対戦した村上が諸橋に喝を入れ、
これに機嫌を損ねた矢郷さんが対峙!!
これにより、
「村上・諸橋vs矢郷・大家」戦が決定。
な、なんという組み合わせ・・・。
メイン ユニオン正規軍vsTKG48
石川修司、菊地毅、妻木洋夫vs高木三四郎、入江茂弘、天龍源一郎
昨年のDDTに引き続き、天龍がユニオン登場。
妻木は最初入江を狙ったが、
菊地と入江がやりあったことで、
天龍と対峙することに。
一瞬ためらいを見せた、が、一度蹴りかかったら容赦なし!
膝の悪い天龍をお構いなしに蹴りまくる!
全日時代には対戦がなかったという天龍さんと菊地さん。
この舞台で初邂逅というのもすごいなぁ。
入江が途中マトリックスを見せ、
石川はジャンボ鶴田ムーブでわかせました。
石川は相当動きは良かったのですが、
しかし、今日は大人気ない人が強かった。
石川の巨体を肩車し、SHBで叩きつけた大社長が勝利!!
ディック東郷への挑戦が決まっていた石川のまさかの敗北に、
会場はかなり意外そうな空気。
試合後、石川は「(二つの)でっかい壁をこえる」ために、
後楽園での高木とのシングルを要求し、コレが決定。
そういえば石川はかつてタイトルマッチで大社長に負けてますし、
リベンジするタイミングは今なのでしょう。
石川はすごい力を付けてる。
けれど、それが時々脆さをはらむことがある。
今それを乗り越えることが、
石川修司がもっと先へ進むための条件なんだろうなぁ。
そしていつも通り、皆リングに集合。
・・・何故かチェリーがいない。
締めの前に、仙台で被災の中にある、菊地毅が挨拶。
「自分はコレしかできないから、プロレスを通じて元気づけていきたい」
シンプルな言葉の中に、色々詰まってる。
色々なものを背負ってる。
ちょっと涙腺が刺激された。
「行くぞ、ユニオン!!」
で締め・・・かと思ったら、
「さぁーて、次回のユニオンは??」
と、こんなチェリーが登場!!
映像が使えないことをここまで強みに変えられるか、ユニオンは!!
(そういえば途中でサザ◯さんの曲使ってた)
「次回もまた見てくださいね!ジャン、ケン、ポンッ!ウフフフフフ」
で、締め。
強烈な興行が終了しました。
二回目のユニオン観戦でしたが、
ハチャメチャさと激しさ、サプライズ・・・
様々な要素が混然とする中で、すごい爆発力を持った団体です。
非常に面白い。
正直、すごい楽しかっただけに、
現実に戻ったときの反動がすごかったですが・・・
おそらく次の後楽園にはいけないけれど、
まだまだ継続して追ってみていきたい、と思わせてくれる、
魅力的な興行でした。
わーい
新しい生活の中で戸惑う自分に、
今、この言葉は力になるな。
頑張れ、俺☆
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