カレー屋(EXA)

エキプロ5で遊ぶブログでした。もはやその名残りはほぼない。

ネット・プロレス大賞2015

2016-01-07 00:09:46 | スポーツその他

どうもカレーマンです。

遅ればせながらリンドリ興行あいあい2、大変良かったですね。
何より、アフターパーリーで大変良い席に座らせていただき、
日高のり子さん、松井菜桜子さん、山崎和佳奈さん
(と大社長)と乾杯した
のが
今年一番のハイライトでした。



12/31午前のガンプロinRIZINにてプロレス納めでしたため、
晴れて2010年から習慣となってございます、
ネット・プロレス大賞の投票を行いたいと思います。



~ネット・プロレス大賞2015~




【新人賞】

2015年、東スポプロレス大賞では
「ドングリの背比べ」「各団体へのエール」として、
該当者なしとなった新人賞。
確かに飛び抜けた新人がいなかったかもしれませんが、
ちゃんと見ていれば、今年(と去年)はかなり有望な才能が
デビュー、活躍
を果たしています。

・・・が、
確かに。

順位をつけるのは難しい。



1位 中島翔子(東京女子プロレス)



2015年プロレスを見ていた中で
一番評価が上がった選手
最大の収穫。
東京女子プロレスの面々は、
昨年坂崎ユカを新人賞に推挙したとおり、
押しなべてまだまだ新人といえるキャリアです。
この一年間でしかし中島選手は、
“地味に巧い”というポジションから、
昨年の“新人賞”赤井沙希を破り
東京プリンセスカップ優勝を果たし、
後楽園のメインイベンターとなるなど、
見事な活躍を見せ続けました。
試合も地味に上手いどころか、
このキャリアの女子選手がグラウンドの展開だけで
10分近く試合を組み立てる
なんて、
もはや脅威でしかない。
“新人賞”が紡がれたと解釈し、
本年の新人賞一位に推挙したいと思います。



2位 橋本千紘(仙台女子プロレス)

2015年デビュー、という条件に限るなら、
デビュー戦から圧倒的な逸材感を見せ続けている、
仙台女子プロレスの誇る新人・橋本千紘選手を是非推したい。
とにかく、逸材感が半端ない。
見た目がもう強い。
“美仙女”岩田美香選手とともに、
間もなく引退する仙台幸子選手のいない仙女を
また押し上げる存在になると確信できます。



3位 「ことり」(我闘雲舞)

「2014年」の収穫。
もはや括りは新人じゃあないとは思うんですけどね。
ただ、昨年のプロレスキャノンボールで見て以降、
「ことり」選手のプロレスを見たくてたまらなくなり
我闘雲舞の興行を見に行く機会が増えました。



小柄だけど、気迫と負けん気を前面に押し出すスタイルが
とてもとても素晴らしい。
あと、師匠たるマサ高梨のスタイルが凄くしっくり来る。



女子プロレスはこのところかなり期待の逸材が多くいて、
上に名前を挙げた選手以外にも東京女子プロレスの選手たち、
アイスリボンの優華選手、雪妃選手
レイナの小波選手
ガンプロ参戦の神田選手etcetc
かなり明るい未来が見えてきています。

が、
一方で。

多くの期待の選手達がリングを去っている状況もあります。

女子プロレスが今後また更に盛り返していくために、
若い力は絶対に欠かせませんが、
願わくば、彼女たちが輝ける環境を
業界として維持いていけるといい
のかなと。

また、上に男子選手の名前を挙げてませんが、
それは乏しいという訳では決してありません。
DNAの樋口選手、中津選手、大日本の宇藤選手
プロレス参戦を始めた勝村選手など、
多彩な才能がリングに集まっています。



プロレスを巡る状況は実に目まぐるしく、
新しい輝きが次々に生み出されています。
もはや順位をつけるのも難しく
ここでは各団体へのエールも込めて(以下略





【最優秀タッグチーム】

1位 美威獅鬼軍
(赤井沙希&清水愛&KANNA、東京女子プロレス)


今年最大のインパクトを誇ったチーム。



2月のFACEでこのチームが突如現れたことにより
(だとボクは思うんですが)、
東京女子プロレスのチケットは完売が当たり前になりました。
その影響力とインパクトたるや。





2位 #大家帝国
(大家健&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン、DDT)


後述。



3位 ニュー・デイ
(コフィ・キングストン&ビッグE&エグゼビア・ウッズ、WWE)


割とWWEでは最近チームってものが
蔑ろになっていた
気がしてましたが、
それほど期待値の高くなかったこのやかましいチームが、
その勢力図を変えてくれるかもしれません。
日本公演では久々の来日となったレスナーの“生贄”
捧げられましたが、確実に日本のWWEユニバースに
その名を刻み込みました。

最近は新たに「トロンボーン」をアイテムとして
導入するなど、
チームとしての幅も着実に広がっており、
2016年も引き続き注目したいチームです。





【最優秀試合】
1位 竹下幸之介 vs 入江茂弘
(10/25 DDT 後楽園ホール)




ダークマッチで行われた、竹下曰く、
「僕に投票してくれた人のためだけに」戦った一戦。
この試合が今年一年間生で観戦した試合の中で
最も心を打ちました

#大家帝国興行でマッスル坂井が竹下に、
「もっと自分のしたいように」するよう声を掛けていましたが、
まさにその通り。

対する入江は2015年、
本当に結果がついてこない一年だったように思いますが、
試合ぶりはもう、抜群に素晴らしい
この試合、竹下の心意気に真っ向から応えた結果、
本戦にもまさる爆発的な試合を見せてくれました。

二人は立派なDDTのメインイベンターです。
だからこそ、もっともっと、
前面に出て活躍する姿を見たいし、
もっともっと身を、心を燃やすような試合
を期待しています。



2位 中島翔子 vs 坂崎ユカ
(2/28 東京女子プロレス 新宿FACE)


「たたかうコメディアンズ」
対決。
まだキャリアも浅く、出来ることも限られている中、
しかし、パートナー同士持てるものをぶつけ合う姿
とてもとても印象に残った一戦。



坂崎選手をみて東京女子プロレスを見に行くことを決め、
中島選手をみて東京女子を見続けるようになりました。

プロレスは“線”で見るものでもありますが、
時にこうした大きな“点”がある。
そんな試合です。
どんなだ。



3位 ケビン・オーウェンス vs フィン・ベイラー
(7/8 WWE 両国国技館)


2015年のWWEは試合がとても良いのでした。
ロイヤルランブルでのレスナーvsシナvsロリンズも捨て難かったし、
シナとオーウェンスの試合はどれも素晴らしかった。
しかし、
日本で、
ライブで、
WWEのストーリーが動く貴重な瞬間に

立ち会えたことはやはり何れにも変え難い

デヴィちゃんがスリングブレイドや、
NXTではそれまで使っていなかった
ブラッディ・サンデーを繰り出せば、
オーウェンスもシットダウン・ヒマワリボム
雪崩式ノーザンライトボムなど、
世界の(インディーシーンの)トップレスラーに
相応しい見事なムーブを見せつけました。
いやー、ケビン・スティーン凄いわ。



試合も選ぶのが難しかった・・・



“実際に見に行った”縛り
でえらびましたが、
他にも

スーパー・ササダンゴ・マシンvs桜庭
ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシンvs関本、岡林、
KUDOvsヤスウラノvs大家健、
飯伏vsAJ(2回目)、
飯伏vsHARASHIMA(2回目)、
イサミvs円華、
イサミvs石川、
大家健、HARASHIMAvs棚橋弘至、小松洋平

etcetc

いい興行があった分だけ素晴らしい試合が溢れていて、
どれもこれも選びきれない中で、
できるだけ自分の心を打った試合を選んだつもりです。

特に1位に推せばちゃんとランキングに載せていただけるので、
“こんなにも素晴らしい試合がダークマッチで行われていた”ことを
忘れないためにも。
2位に推した試合は、もう一人ぐらい、支持してくれる人がいるといいな、
という期待を。
3位の試合は、来年も日本でWWEの、NXTの意味ある試合が見たいという意志を。

それぞれこめて、この順位としました。






【最優秀興行】


いや・・・

今年は本当に凄い興行が連発でした。

いい興行がありすぎてありすぎて、
どれをピックアップしたものか。
候補が両手で収まらない中、
何とか選び出したのが、下記になります。



1位 #大家帝国興行「マッスルメイツの2015」
(11/17 後楽園ホール)


いや・・・とんでもない興行でした。





開催が決まった直後に即座にファンクラブに加入し、
チケット受付が始まった瞬間に即予約。
とにかく、「マッスルをやる」という期待感と、
あの「横並び」発言がもたらした緊張感
2つの世界の「向こう側」を見事に見せつけた
その舞台装置、世界観にただただ頭が下がる思いでした。
多分、今まで見た中でも一番の興行だったかもしれません。



2位 DDT×リングドリームコラボ興行
「愛は逢いよりいでて」(2/28 新宿FACE)




DDTリングドリーム。

このコラボ、誰が一番得をする?

俺に違いない

そんな確信を持つ人は、多分、
もはや三桁くらいいるのではないでしょうか。
僕の確信なんかを遥かに越えるほど、
会場で、またニコ生を通じて
観戦した皆が全力で楽しみ、
多幸感に包まれた興行
でした。

第二回も素晴らしかった。

もう、ドンドンやってくれ。



3位 ユニオンプロレス
(10/4 後楽園ホール)




大好きな、大好きな団体が解散してしまった。
しかし、最後に全部を見せてくれた。
悲しいけれど、前に進んでいく姿に勇気も貰いました。



東京女子プロレス、
WWE日本公演、
DDTさいたま

etcetc・・・

見に行った興行でもこれだけ推挙したい興行があり、
映像で見たものでも大日本両国、
天龍源一郎引退興行、
宇宙大戦争
もあり。

本当にどれもこれも、
素晴らしいプロレスを見せて頂きました。

今年は新しく見に行く団体も増えて、ますます面白い。





【最優秀団体】

1位 東京女子プロレス
2015年、見つけてしまったというべきか、開いてしまったというべきか。
同じ“ガンプロ民”である清水愛選手と、
昨年の個人的新人王、坂崎ユカ選手みたさに
東京女子プロレスにたどり着き、そのまま抜け出せなくなりました。
たどり着き方がDDTにたどり着いたときとほぼ同じなので、
多分脱出できないと思います。



2位 大日本プロレス

15年目の両国を成功させたことが何より大きい成果でしたが、
天龍引退興行でも明らかなように、
多団体が集まる興行に大日本の選手が不可欠となっているのも、
ひとつの成果であるように思います。



3位 ユニオンプロレス

一番好きな団体でした。
ありがとうユニオン。




【最優秀プロレスを伝えたで賞】

1位 女子プロレス大戦 リング☆ドリーム



プロレスを見に来ない層に足を向けさせたという成果としては、
今年一番大きなものだったのではないでしょうか。

美少女ゲーム、あるいはプロレスゲームという入口から、
一度目は新宿FACE
二度目は後楽園ホールを、
プロレスを主軸にした多幸感溢れる興行
フルハウスにしたその成果。
“プロレスを広めた”と評するに相応しいものだったと思います。



2位 プロレスキャノンボール2014




実質的な盛り上がりは2014年でしたが、
2015年もキャノンボールの勢いは続きました。
プロレスキャノンボールは結局のところ膨大な情報量となりましたが、
大家健を主軸にまとめることにより、一本の筋を通すこととなりました。
願わくば、また別の切り口や、“完全版”も出ないかな・・・
期待しています。



3位 爆音セレナーデ


さて、こちらはあまり広めたと言うには狭い話になるかもですが、
東京女子プロレスを追ったドキュメンタリー作品で、
劇場公開も行われました。

どちらかといえば東京女子プロレスを知っている人が見ると楽しい類の作品ですが、
これを見たことで新宿FACEで行われた
デビュー戦でのハイパーミサオへの
大声援の理由
がわかり、非常に感心致しました。

プロレス団体の努力が分かる一作。




【MVP】
1位 大家健(ガンバレ☆プロレス)



2015年の大晦日にインディー大賞の発表があり、
直後の年明けにネット・プロレス大賞への投票を済ませました。

インディー大賞
では史上初、
ニューカマー賞を含む全部門でランクインしたように、
一年間何かしらの形で大家健を見る年になったように思います。

映画「プロレスキャノンボール2014」では実質的な主役となり、
いつでもどこでも挑戦権を得てからはさいたまースラム
DDT関連番組に次々に登場。
6月の後楽園ではついにKO-D無差別級王座の歴史に
その名を刻む活躍
を見せました。

本業のガンバレプロレスでは動員の伸び悩みなどもありつつも、
初の新宿FACE進出を果たすなど地道に支持を広げ、
藤田ミノルの参戦、独白による話題を振りまき、
年末には美少女化
さらにはさいたまスーパーアリーナ(コミュニティホール)進出も果たしました。

また、ユニオンプロレスの元所属として、
元タッグ(?)を組んでいた紫雷美央の門出を祝福し、
解散興行にも参戦。
他方,、躍進著しい東京女子プロレスでは、
必殺技「大家さん」(スピアー)を操るKANNA
“ガンプロの女神”清水愛美威獅鬼軍で席巻

さらにDDT総選挙では個人で3位
ユニット#大家帝国ではダントツの1位となり、
あの、“プロレスの向こう側”を見せるに至りました。

プロレス界を引っ掻き回した(?)一年を送った大家選手を、
2015年の一位に推挙します。



2位 HARASHIMA(DDT)



HARASHIMAは、2014年は“強さ”でMVPに推せる充実ぶりでした。
2015年はしかし、人の心を揺さぶるような、
感情的な意味で、MVP候補に推すに相応しかったと思います。
さいたまでの飯伏戦から、4月後楽園での衝撃的リベンジ。
“象徴”として棚橋弘至と戦いながらも、あの“横一線”問題の渦中に入り、
その解消の機会として、#大家帝国興行に参戦。
あの日の後楽園ホールの熱量の根源は、HARASHIMAへの信頼であり、
DDTへの信頼であり。
つまりは、人の心を動かすプロレスラーとして、
その姿を顕したように思います。



3位 セス・ロリンズ(WWE)


ロイヤルランブルで評価爆上げ。

スープレックスしかできないレスナー相手に、
あれだけ受けてみせ、自分の引き出しもみせた試合が
あまりに印象に残りました。

さらには王者として半年以上君臨し続け
怪我人や離脱者続出のWWEを支えた活躍ぶりに脱帽。
あれだけのハードワークだったので、
怪我は致し方のないところですが、
にしても本当に残念な欠場となってしまい、
是非、万全の体勢でかえって来てほしいと切に願います。







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