2021年1月1日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2021年の年換算平年偏差 -3.97 ℃ 平年値換算歴代順位 123位
2021年の年換算対前年偏差 -3.09 ℃ 前年値換算歴代順位 115位
前365日間の平年偏差 +0.94 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.108 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃を0.119 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.218 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-3.97℃、15地点すべてで日平均気温が平年比マイナスとなった。年末から3日連続のマイナス偏差である。マイナス偏差幅は12月31日の-4.69℃に次ぎ、この1年間で2番目に大きな値であった。
寿都の日平均気温は平年比-8.7℃、網走は同-7.1℃、根室は同-6.0℃で、北海道は大幅なマイナス偏差となった。寒気のピークは大みそかで、次第に気温は戻ってきているが、大雪に対する対策は継続しなければならない。
年が変わり、気温統計値の日々の変動が大きい状態が2週間は続く。本年も年初はマイナス偏差でのスタートとなる。2018年のようにこの状態がかなり長く続くのか、それともすぐに高温偏差状態に戻ってしまうのかしばらくすると分かるだろう。
とりあえずは、この数日で365日移動平均値が0.92℃を下回るかどうか注目している。