自分でスプーンを持ち、おかゆを食べていた。
ただ、胸の上にかなりこぼしていて、看護師さんがエプロンを取りに行って不在だったのだ。
さっそく持参したエプロンをつけて、食べさせようとすると、もはや自分ではスプーンをうまく握れない。
スプーンの上におかゆを載せて持たせてあげても、それをお椀の上に空けて、再びスプーンですくおうとしてうまくできない。
また、何も乗っていないスプーンを口に持っていこうとしたりする。
結局、こちらがスプーンに食べ物を載せて、口に運ぶのが手っ取り早い。
幼児の甘えのような行為と思われた。
スプーンで食べさせてあげると、かなり食べた。
ただ、薬の飲み込みは悪く、とろみをつけたお茶を、看護師さんが何度も飲ませて、飲み込ませることになってしまう。少し苦しそうな表情を見せる。
今日は、お茶をよく飲んだ。
とろみをつけるとお茶がまずくなるという患者さんが多いのだそうだが、母は、それを入れるとおいしくなる、といっていた。
母は、盛んに右足を気にしていた。手でもんだりしている。
足が痛いのか尋ねると、
「今日は歩いて須賀まで行ったからね。」とのことだった。
「須賀で誰に会ったの?」というと答えはなく、
「須賀で何をしたの?」と聞くと「買い物」と答えた。
「何を買ったの?」と聞くと「こまごまとしたもの」との答えだった。
今日の母も無口だった。
このほかには「(食事は)もういい。」
「もっと飲む」
ぐらいだった。
熱はずっとあるようで、顔がほてっており、保冷枕をしている。
薬を飲むときに、かなりむせていたので、若干の誤嚥をしている可能性がある。
尿は血尿が続いているようだ。
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