2020年7月31日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.05 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.22 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.90 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.217 ℃
2020年3月7日の極小値15.206 ℃を0.011 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.109 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+0.11℃で平年並みだった。統計上は8日間続いたマイナス偏差日数記録は途切れた。15地点中8地点で日平均気温が平年比プラス偏差、5地点でマイナス偏差、彦根と浜田は平年値だった。偏差幅が2℃を超えたのは、根室の平年比+2.8℃、山形と銚子の同-2.6℃、石巻の同-2.2℃の4観測点だった。東北と関東の低温偏差が継続した。
今日から8月。昨年の8月上旬の気温は極めて高かった。本年も今後気温上昇が予報されているが、昨年のように高温となるのか注目される。
日本の7月の気温は低めだったが、ヨーロッパの気温は高かったようである。東シナ海の海面水温は上昇を継続している。一方、東北の東側の海面水温は低いままで、黄海の海面水温は平年比-4℃の値が出ている。これらのことから、8月の日本の気温が極端な高温になる可能性は低いと思われるがどうだろうか?