2020年5月10日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.28 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.43 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.90 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.244 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃を0.048 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.082 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.93℃、15地点中飯田が平年値だったことを除くと14地点の日平均気温は平年を上回った。宮崎の日平均気温は平年比+3.6℃、伏木は同+3.1℃と偏差幅が大きかった。
もう数日は気温は高めで推移する予報となっている。北海道の大幅な高温偏差は一休みとなった。今後も昨年のような大幅な高温とはならない予報となっている。
今日は石巻の気温推移のグラフを見る。
石巻の年平均気温(日平均気温の年平均)が最も高かったのは1990年の12.7℃である。続いて1890年の12.6℃、2015年、2016年と2019年の12.5℃の順である。1890年は気温が高い年だったが、未だに2位の記録となっている。
365日移動平均値で見ると、1991年2月3日の12.94℃が最も高く、直近では2020年4月12日の12.90℃がピークである。続いて2019年3月22日の12.79℃が高い。低い方では、この40年では1984年6月8日の9.61℃が最も低く高低幅は3.33℃もある。続いて2003年10月20日の10.75℃、2018年2月27日の11.62℃の順である。
現在の気温水準は極めて高く、この状態がいつまで続くのか、それともさらに高くなるのか注目している。