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2022年6月30日の日本の気温の平年偏差


2022年6月30日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.52 ℃ 5位 +0.47 ℃ 6位
前年偏差 -0.10 ℃ 5位 -0.07 ℃ 5位
前365日平均 +0.56 ℃ 5位 +0.47 ℃ 6位
単純平均の365日移動平均 14.934 ℃
2022年4月4日の極小値14.794 ℃0.140 ℃上回る
2021年8月8日の極大値15.219 ℃0.285 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.60 ~ +0.78 ℃ 歴代順位 (1~4位)
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2022年6月30日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+3.20 ℃、15日連続のプラス偏差となり、本年の連続プラス偏差日数記録を更新した。15地点中、3地点の日平均気温は平年比マイナスだった。その中で網走の日平均気温は平年比-4.8 ℃とマイナス幅が大きかった。プラス偏差となった12地点の中では、石巻の日平均気温は平年比+8.4 ℃で、一昨日の記録を更新し、本年最大のプラス偏差幅だった。続いて、伏木の平年比+6.8 ℃、山形の同+6.5 ℃と大幅なプラス偏差だった。

気象庁の観測点中603地点で真夏日、179地点で猛暑日となった。猛暑日地点数は本年最大、真夏日地点数は一昨日の613に次ぐ2位だった。この時期としては極めて多い猛暑日地点数となった。ちなみに昨年は8月5日の242地点である。

本年6月の15地点の日平均気温の単純平均の365日移動平均を見ると、6月1日に14.927 ℃の極大値、6月15日に14.819 ℃の極小値、そして6月30日に14.934 ℃を記録し、6月1日の値を上回った。6月はきれいなV字型の推移を示している。グラフを見る。

これより前のV字型は、2022年1月12日の15.153 ℃から3か月間下り、2022年4月4日に14.793 ℃を底にしたものである。この時の上昇は4月28日の14.929 ℃で終わった。この経緯と同じであれば、あと10日ほどで現在の気温水準の急上昇が一服しても良い。一方で、現在の上昇傾向が20日継続すると、このスパンでの線形回帰線に到達する。それも選択肢しとして考えられる。現在のグラフの形からは、線形回帰線を突き抜けてさらに上昇する可能性は低いように思われるが、その可能性も残される。果たしてどうなるか?

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